リネン:linenとは?

リネンとは、フラックス(亜麻)という草の茎から作る麻をいいます。
最近はナチュラルな風合いでファッションにインテリアに人気があります。
天然繊維のナチュラルさと繊維の重みでなめらかに垂れるは上品な質感をあわせもったリネンには、他の生地にはない魅力があります。
日本語では植物の茎(葉)からとれる繊維をまとめて「麻」と呼びますが、「麻」は「大麻」(ヘンプ)、「黄麻」(ジュート)、「苧麻」(ラミー)、「洋麻」(ケナフ)
など原料によってそれぞれ別のものになります。日本の品質表示では「麻」と表示することができるのはリネンとラミーになります。
ラミーの原料の「苧麻」は、高温多湿な東南アジアなどで栽培される多年草の植物です。
リネンの原料の「亜麻」は北ヨーロッパの涼しい地方で栽培される一年草の植物で、主な産地はベルギー・フランス北部・ロシア・北欧・アイルランドなどです。
リネンは品質を安定させるために6〜7年の輪作をおこなうようです。自然のままのカラーのものは生産年によっても多少ちがった色味になります。
またリネンは使いはじめに水につけた時、生地の特性上約3−10%の縮みがでます。とくにキバタのものが縮みが大きいです。
サイズの決まった洋服などを仕立てる前には必ず水通しをしてから裁断縫製してください。また横幅より縦に大きく縮むものが多いので、
生地をお買い上げいただだくときの用尺にはご注意ください。

一見扱いにくそうなリネンですが、時間をかけた自然の恵みからなるリネンには長い歴史のなかで人々に愛されつづける魅力があります。




リネン:linenの魅力
長い間ヨーロッパでもハウスリネンとして人々に親しまれてきたリネンには、見た目の美しさ以上に実用面でも優れた特徴があります。
リネンは吸水性・発散性に優れ水分をすばやく吸い取り(綿の4倍)そして発散してくれます。
また熱の伝わるスピードも早く、外部に熱を発散してくれます。そのため爽やかな肌触りが高温多湿な日本に適した素材であるといえます。
リネンの繊維構造にはペクチンが含まれているため、繊維の奥まで汚れが入り込むのを防いでくれます。雑菌が入り込まず、汚れが落ちやすいことも
キッチンクロスやタオル・テーブルリネンなどdailyにつかっていただくにはうってつけの素材です。
そしてリネンはとても丈夫です。水に濡れるとさらに強度が約60%アップするため、洗濯機でジャブジャブ洗っていただいても長持ちします。
そうして使い込まれたリネンには、皮革がなじむような独特の使い込まれた感がでて、それが魅力にもなる素材です。




リネン:linenのお手入れ
リネンはとても丈夫な繊維です(綿の2倍の強度)。手洗いではなく洗濯機で普通に洗えます。
ただし、リネンの繊維に含まれるペクチンは熱に弱いので温度は60度までとしてください。
リネン製のキッチンクロスは流通時の汚れを避けるために表面加工されてあることが多く、そのままご使用いただきますとリネン本来の吸水性が発揮できません。
ご使用になる前にはしばらく水につけて一度お洗濯をしてから使い始めて下さい。
リネンは生地の特性上初めのお洗濯で約3−10%の縮みがあります。サイズの決まったものを仕立てる前には必ず水通しをしてから裁断縫製してください。
また無漂白のリネンは水につけると茶色いフラックスのあくが出てきます。カラーのものもあくが出たり色落ちがありますので3度目までのお洗濯は他のものと分けて下さい。
アイロンをかける場合は生乾きの状態の時にかけるときれいに仕上がります。完全に乾いてからぴしゃんとかけるのは難しいので生乾き時をおすすめします。
アイロンをかけると優雅にたわむ質感になります。アイロンをかけなくてもお洗濯後干す時にパンパンとのばすようにすると布の重みである程度まっすぐになります。
洗剤は中性か弱アルカリ性が好ましいです。リネンに限らず蛍光剤や漂白剤の含まれている洗剤での洗濯は繊維をだんだん傷めてしまいます。そのような洗剤でのお洗濯は必要最低限にすることで、製品を長くご愛用いただきたいと思います。



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