ー害虫の画像と対処法ー
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当園で効果のあった薬剤や方法を載せています。最近は人や薬剤に対する審査が厳しいので安全性がかなり高くなっています。ですから正しい使い方(マスク、メガネ)をして、より安全に使ってください。どの害虫も発生初期の防除によって効果が増すので、普段の観察をかかさないようにしましょう。       
薔薇の花にチョウチョが舞っているのは見た目は良いのですが、多くは卵を産み付ける場合が多いです。しばらくは薔薇の観察をこまめにして早期に対策をとりましょう。ここでは園芸店では見られない薬が多いと思いますが、入手の方法も下の載せましたので参考になさってください。当園で薬を使わない防除法で有効と思われるものも載せました。
成虫は蕾や花を食べ、幼虫は根を食い荒らします。夏に成虫を見たら、土に産卵していると思ってください。成虫はパダン2千倍(フワッとかけるだけでいいです)幼虫はダイアジノン粒剤をパラパラと土に撒いてください。
薔薇の生育が悪い場合は幼虫がいることを疑ってください。
土の中や堆肥に幼虫がいたら早期に駆除しましょう。
体長1センチ位のこの虫も同じ方法で駆除します。
成虫になり蕾を食べるコガネムシ
主にニセナミハダニ(アカダニ)とナミハダニがいます。葉がカスリ状になり、ひどい場合は蜘蛛の巣状の糸で覆われます。
ダニの種類を確認して薬剤を選び、徹底的に葉の裏表や枝にも散布して駆除しましょう。(1週置きで2回散布)
駆除の確認は遅効性の薬を考慮して、数日〜10日後にタバコや線香の煙をかざして動かなければいいです。
ダニの薬に有機リン系の殺虫剤を混ぜるとよく効きます。
○ 葉裏のダニが赤い場合は赤ダニです。通常の薬剤では効きにくいので気を付けて駆除しましょう。
被害が多いと蜘蛛の巣状になります。
ー 赤ダニの薬剤 −
  ニッソラン・ダニトロン・ダニカット
防除薬
幼虫の小さな内(数ミリ)はパダン2千倍でも効きますが大きくなるとアファームやノーモルト(年2回まで)を散布して駆除します。
デナポンベイトを土に撒いておくとそれを食べることによって駆除できます。
このように大きくなると薬が効きにくくなるので早めの駆除を。
ヨトウ蛾(成虫)
小さい内に駆除しましょう。 このように葉の裏にワタのような卵を産み着けます。
ホソオビアシブトクチバ
防除薬
パダン2000倍やアファームなど
薔薇の茎に色が似ている為、発見が遅れると丸坊主にされてしまいます。定期的に殺虫剤を散布して早期に駆除しましょう。
ウワバ 薬の例
オルトラン
トクチオン
アファーム
アファーム
ダントツ
スピノエース
トクチオン  
◎スリップス類は水色に寄って来る習性があります。
市販のトラップ(粘着性の紙・板)を吊るしてスリップを減らし薬剤を併用することで効果的に駆除しましょう。
トラップはフェロモン付きですとベストです。
花の中心がスリップスによる変色をおこしています。花の中にスリップスが沢山いますので薬剤散布時はこれらの花を取り除いてからのほうが効果的です。
チュウレンジバチ薬の例
(テッポウムシ)     カミキリムシの幼虫で、枝の中を食い荒らして枯らしてしまいます。
コナジラミ 薬の例
アドマイヤー
ダントツ
モスピラン
チェス
サンマイト
とにかく発生初期に駆除することです。大量になれば薬を散布しても効果は限られます。薔薇の近くに発生源になっている植物がないかを確認しましょう。
スス病
このように葉が黒くなって枯れてしまいます。詳しくは「病気」のページを見てください。
ハモグリバエ
ハモグリバエの薬の例
キュウリ、トマト、ナス、インゲンなどの害虫ですが、稀に薔薇にも被害を与えます。スジ状の食害跡を葉につけ、中に幼虫がいるので葉を取り除きます。周りの植物に食害があればそれから来ている可能性があるので一緒に駆除しましょう。
アファーム2千倍
オルトラン千倍
トリガード千倍
コロマイト千5百倍
カスケード4千倍
葉の中の白いスジが幼虫の食害です。葉ごと取り除いてください。
ゾウムシ
ゾウムシの薬の例
体長5ミリほどで、口がストローのように長い甲虫です。花首や蕾を付けた枝などを狙って樹液を吸い、上の部分をしおれさせて枯らします。そして茎にはらせん階段状に樹液を吸った跡が残ります。発見したら取り除き薬剤散布もこまめにおこないます。
パダン2千倍
トクチオン千倍
(残効性)
オルトラン千倍
(残効性)
当園ではトラップ試験をしておりゾウムシがどの色に寄ってくるのか観察中です。結果が出たらお知らせしたいと思います。
シャクトリムシ類
薬の例
ロディー千倍
オルトラン千倍
見つけ次第、取り除くか薬剤散布をします。
当園はこれからも害虫を載せていきます。対処法などで時間がかかると思いますが確実に皆様に情報をお伝えしたいのでご容赦ください。
◎電撃殺虫器 当園では低コストで大変効果がありお薦めいたします。
害虫を見つけて薬剤で駆除するのもいいですが、薔薇をめがけて集まって来る害虫を捕らえる方法は思った以上に効果がありました。
当園ではホームセンターで売っている安い電撃殺虫器を使っています。そして電気代も1日数円なので安心です。
当園では夕方から朝まで使用しており、最初は下の受け皿に虫が入りきらないくらいでした。この殺虫器に使われている紫外線ランプはブラックライトで範囲が狭く、遠い所の虫まで引き寄せる心配はあまりありません。
ヨトウムシ(夜盗虫)のように夜間活動するものには、大変効果的でした。使用にあたって注意するのは雨です。殺虫器の上に覆いをして雨避けします。それと通電中は手で触れない(感電)ことです。中の掃除も電源を切ってからにします。
メーカーさんには申し訳ないのですが一番安い製品で十分です。(当園使用は2千円位)ただし補充用のランプを買っておいたほうがいいと思います。
24時間タイマーで夕方〜朝まで点けておくようにすれば節電になります。
通電中です。高さは害虫にやられ易い部分に合わせています。24時間タイマーを使えばより便利です。
下の受け皿です。最近は掃除をしてもこの程度ですが薔薇にとってはこれだけでも被害は大きいです。
特定の色でひきつけられる害虫を捕らえます。
◎粘着トラップ
最近の研究で虫には引き付けられる色があることがわかり粘着剤を塗った製品が出回るようになりました。
○黄色…アブラムシ、ハモグリバエ、コナジラミなど
○青 …アザミウマ類など

左の二つは板状の粘着トラップ三つ目は吊り下げ式のもの、一番右は手製のものに粘着スプレーを吹き付けたものです。
びっくりするほど色々な虫が着きます。大発生してからでは間に合いませんので初期にこのように捕まえて防除の参考にします。
現在、色別にトラップでの害虫捕獲の分類試験を行なっております。判り次第載せていきます。
ー農材屋やJAで薬や資材を買ってみるー
プロの行く店に思われますが一般の方も自由に購入できます。ほとんど全ての資材の購入、注文ができ安価ですので一度訪れてみてください。 店員さんは大変薬に詳しいので何でも聞いて参考になさってください。これでも薬はごく一部です。
〇わからない事がございましたらお気軽にメールでお尋ね下さい。
メール minchika@h9.dion.ne.jp