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薔薇は手間がかかると言いますが、他の植物より少し病害虫に気をつければ育てることができます。そして季節事に適切な管理をすれば、長い間花を楽しませてくれるでしょう。薔薇が花を咲かせる姿はあなただけでなく周りの人も喜ばせると思います。
芽接ぎ苗(幼苗)
(早春)
大苗
暖かくなると病気も害虫も発生し始めます。病気は定期的な予防散布をして発生を防ぎます。害虫は見つけ次第薬剤散布をします。
この時期は枝からたくさんの芽が吹きだしますが、良い芽を選別して後は取り除き全体の本数を決めていきます。この時期に一年の薔薇の姿が決まると言ってもいいでしょう。
普通は一株の薔薇に4〜6本になるようにします。(これはハイブリッドティーやフロリバンダ種の直立性の薔薇の場合です。)
伸ばす芽数は鉢植えでは少なめに、地植えでは多めと考えてください。出たばかりの芽の整理に不安のある場合は、10センチくらい伸びてから選んでもかまいません。

芽が伸び先端に蕾がみえてきたらピンチ作業です。(詳しくは「薔薇の苗について」をご参照ください。)この作業で薔薇を充実させてから花を楽しみます。幼苗は2〜3回、大苗は 0〜2回で十分です。この後、初冬まで薔薇が咲き続けます。(四季咲きの場合)
花の終わったら早めにピンチをして、次の芽出しをします。この際、残す芽数を樹の勢いを見ながら調整しましょう。

つる薔薇の場合はほとんどはそのままにして、ある程度自由に咲かせます。そして長く伸びる枝(シュート)が出ますが、これはそのままにして冬の樹形作業に使います。
オールドローズ系は薔薇の生育に合わせて芽数を決め無理をさせないように気をつけます。
(春)
枝上の1〜2つを除いて取り除いたところです。
(梅雨時)
(夏)
秋になると薔薇はいっきに勢いづいてきます。枝からは多くの芽が吹き出し旺盛な生育を始めます。
春のように一年を決める芽の本数規制はあまり考えなくてもよいと思います。(冬の剪定でリセット出来る為。)
そして秋は梅雨のような長雨があり、梅雨時のようなこまめな薬剤散布をしてカビによる病気を防ぎましょう。

秋薔薇は夜温が徐々に下がり蕾のボリュームも増し、花色も鮮やかになって楽しませてくれるでしょう。

この時期は生き残りの為に虫も活発になります。見つけ次第駆除できるように準備しておきます。
(秋)
バラの剪定の時期です。バラはこの時期剪定をする事によって古い枝の整理と、新しくこの年に出た枝に更新(枝の若返り)をします。それと同時に高くなった樹高を下げます。
ハイブリッドティーやフロリバンダは40〜50センチに、オールドローズやイングリッシュローズは少し長めに切り詰めます。(詳しくは「薔薇の話1,2月の管理」をご参照ください)

鉢薔薇は中が根で窮屈になっていれば、鉢から外して土を落とし根を切り詰めます。この時に根を観察して病害虫の有無を確かめます。

全ての作業が終わったら病害虫の完全防除をします。(薔薇の活動が止まるので薬害の心配がほとんど無くなります。)
そして全ての作業が終わったら「お礼肥え」を与えて春を待ちましょう。
このように枝が赤茶色になれば剪定時期となります。
(冬)
細い枝を取り除き40〜60センチに切り詰めた状態
ナ二ワイバラ(原種)一季咲き 
花径8センチ原種の薔薇で年一回、5月頃に一せいに咲きます。かなりの大木になりトゲも鋭いですが、冬でも葉を付ける珍しい薔薇です。
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