ー 低農薬・予防散布のお薦め −
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当園では低農薬予防散布で薔薇栽培をしております。この方法により病気の治療に追われることも無くなりました。そしてこの方法は体にもお金にも優しく時間もかかりません。
こまめな予防散布をすることで、薔薇全体にバリアーをして病気の原因菌を進入させず、周りの菌量も減らす効果があります。薔薇の病気に困っておられる方の参考になれば幸いです。                       
○当園の普段行っている低農薬予防散布の例(薬害は見られませんでした)
花にシミが出来るボトリチスや腐ってしまう腐乱病を予防します。
黒星病
ウドンコ病
灰色カビ病
ベト病
ウドンコ病の予防薬ですが実際に病気が出た場合は、すぐにミラネシン2000倍やトリフミン3000〜5000倍でピシャッと治します。ミラネシンによる治療は強くまんべんなく徹底的にします。(3〜4日置きに)
これに展着剤(薬を効果的に付着させる為)としてアプローチBI(ビーアイ)3千倍、もしくは石鹸水(泡が出る位石鹸を溶かした水)を入れます。気を付けないといけないのは展着剤に薬害の出るものがあることです。アプローチBIは薬害がないので安心です。
◎ ボトキラーは微生物農薬(納豆菌の仲間)でジマンダイセンとの相性が悪い(効かなくなる)とありますがメーカーによると、とても繁殖力旺盛で効果は十分あるとのことでした。当園でも満足できる効果がありお勧めいたします。
(注)残念ながらうどんこ病の特効薬ミラネシンが05年11月で生産中止の
   ようです。(主に薔薇しか登録がなく経済効率が悪いみたいです。)
   トリフミンやサプロールに代えて治療してください。
   尚、ダイセン類もジマンダイセンのみになりそうです。
○散布の実際の例
散布は3〜4日毎におこないます。たっぷりとする必要はなくフワッと散布します。雨の前や後にも散布すると効果的で曇りの日でも乾きます。
大変良い薬のジマンダイセンは普通は5百倍の濃度ですから薔薇が真っ白になり使えませんが予防での6千〜7千倍ですと毎日のように散布しても差し支えありません。
○加える薬の例
梅雨時や秋の長雨…ベンレート6千倍、ただし薬に抵抗性(効かなくなる)が着きやすいのでこの時期のみにしましょう。
普段の害虫防除…パダン2千倍を入れます。(ダニ、アブラムシ以外)
軽剪定や薔薇が傷んだ時…ダコニール2千倍を入れます。        
○実際に病気が出た場合は「治療」に切り替えます。薬の袋やビンに記してある規定倍率でたっぷり強く散布します。早期発見、早期治療が肝心です。
いつでも気軽に散布出来るように用意しておきます。注意しなくてはいけないのは、薬は日光(紫外線)で分解してしまうことです。
日陰に置いて気になった時にフワッと散布しましょう。薬剤散布が大変な作業という考えを変えることで病気の無い健全な薔薇作りができると思います。入れた薬をノートなどに書いておけば新しい薬をお足す時に戸惑うこともありません。
(注)病気の治療やダニ、アブラムシの駆除には散布器を使ってください。
○散布薬の入手の方法
当園で使う薬が園芸店やホームセンターに無く、戸惑う方もいると思います。ここで紹介する方法は種類、価格の安さ、専門的な知識の豊富さなどで皆さんに是非利用していただきたいお店です。
農業資材屋さんやJA(農協)などは一般の方も買うことができます。そこには病害虫に詳しい店員もいてお薦めです。電話帳などで調べてお近くの店に行ってみましょう。
非農薬である自然の微生物を利用した薬剤も豊富にあります。
薬によっては左の画像にある書類に署名が必要な場合がありますが、形式的なもので心配ありません。
農業資材で見るべきものが多く薔薇作りに役立つことがあると思います。時々訪れることで色々な情報も手に入りますので有効に利用しましょう。農薬混合可否表(混ぜてはいけない薬がある為)ももらってきましょう。
○わからないことや疑問に思うことがございましたらお気軽にメールください。
メール minchika@h9.dion.ne.jp