MISCELLANEOUS WRITINGS
MISCELLANEOUS WRITINGS 今月の雑文


過去の雑文たち
10/12/30
・今年最後の更新となってしまいました。読了したまま感想を書くことのできなかった本を数十冊単位で残しながら年越しです。皆さま、良いお年をお迎え下さいませ。

・年末の日曜日、二年ぶりに復活の『名探偵ナンコ〜よみがえれ!探偵講談〜』@ワッハ上方、行って参りました。以前にも申し上げました通り、約二年ぶりの復活ということで、正式には「探偵講談 〜よみがえれ! 名探偵ナンコ〜」が正しいのではないかという気がします。ワッハ上方は大阪府立の施設としては、この日(12月26日)が最後の日。「名探偵ナンコ」が最終公演ということになりました。(吉本興業が事業を引き継ぐそうなので何らかのかたちでの復活の確率は高そうですが)。

・二年の歳月のせいなのか。19時の開演に向けて「ほぼ客席が埋まる」という快挙を達成。これまでの少数精鋭観客による「名探偵」とは全く違う客の入りに少し驚く。加えて、旭堂南湖さんはこの度、文化庁芸術祭新人賞を受賞したばかり。今回が三回目の挑戦ということで、今回の審査を迎えるにあたり、いろいろ過去の受賞者からノウハウを学んだ等々の裏話も聞かせて頂く。受賞の少し前には待望のお子様「小南湖」さんが3360gの男の子として誕生したというダブルおめでたいお話です。

・さて、約二年ぶりの探偵講談、最初はホームズ譚から『黄色い顔』。探偵講談そのものが初めてというお客さんが多いせいか、翻案ものの特徴でもある、海外の人名や地名を日本のそれと置き換えてしまうという手法そのものが受けている。「さて、心斎橋にあるベーカー街」といった感じですね。物語としてはうまく縮めてエッセンスを集めた印象も、原作として微妙なところもあり、講談としてのホームズ譚としてはまあ水準かな。

・続いては新人賞受賞時に読まれたという『林田格之進』の一席。まさに世話物という内容で浪人中の貧乏な武士が、趣味の囲碁を通じて知り合った商人と仲良くなる。しかしその商人宅で盗難騒ぎが発生し、その武士が番頭から疑われてしまう。濡れ衣に武士は激高するが自制、翌日そうとうの金子を残し置いて出奔してしまう……。

・さすがに完成度は高く、観客席も一体に。特に南湖さんの場合「泣き」が巧いのでそのテクニックもうまく組み込まれているように感じられた。中入り後は『明治探偵講談 ハブ娘』ということで、これはかつての「ナンコ」でも何度か演じられてきた作品の再演。ただ、この作品は来年一週間続き読みの対象作品になったそうです。

・琉球に仕事で来ていた弁護士に取り入ってきた「おかめ」なる若い娘。かつては家が苦しく苦界に沈んだ過去を持つ彼女は、自分を変えようと勉強に勤しんでいた。弁護士はそんな彼女に同情、いつしか二人は男女の仲に。仕事を終えた弁護士は自宅があり、妻子の待つ鹿児島へと戻ることになり、二号としてだが彼女を身請けし連れてゆく。妾宅を建て住まわせたのは良いのだが、彼女は博多小僧の菊次なる悪党と、実は知り合いだった……。

・半ば忘れていた内容も聞いているうちに思い出す。今回多少時間をかけて話をしたというものの、まだまだ序盤で続き読みには向いていそうだ。ハブ毒で死亡した筈の人間がひょっこり生き返ったり、内容的に多少荒唐無稽ではあるものの、その迫力と勢いを楽しみたい作品である。

・芦辺拓先生と南湖さんの対談も久しぶり。「名探偵ナンコ」を初めて聞くというお客さんも多く、成り立ち(なれそめ)から順繰りに探偵講談というものについて話が弾む。名前の挙がる作品や企画(原子怪獣ガニラとか)に懐かしい気持ちが膨らんだ。いつどこに明言はなかったものの、また「名探偵ナンコ」は機会があれば復活もありそうなので、皆さん刮目して待ちましょう。


10/12/23
マラソン日記更新。ゴール寸前まで来ました。

・オープン初日にMARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店に行ってきました。1階から7階まで全部書店。国内最大級とのこと。正直、昨日の初日の段階ではまだこなれていないというか、改善の余地はたくさん感じましたが、及第点でしょう。特に文庫は品切れになっていない本を全部持ってきているのでは、というボリュームでオトナ買いの衝動が次々と湧いて困った。

・丸善とジュンクの共同出資で長ったらしい「正式名称」はこれで仕方ないとは思うものの、正直なところ言いにくいし書きにくい。某所では「まるじゅん書店」と造語で表現したが、いずれにせよ略称が出来そうな気がする。丸淳書店だと四文字で済むのだが。


10/12/21
・2009年1月25日をファイナルとした「名探偵ナンコ」が、約二年ぶりに一夜限り(?)の復活を遂げるようです。これまでの続きであれば、第44回ということになります。レギュラーシーズン同様、芦辺先生もご来阪下さるようですね。開催場所は名探偵ナンコとしては初となるワッハ上方。そしてワッハの経営母体が近々吉本に変更されるので、府の施設としては最終公演に近いとのこと。

  『名探偵ナンコ』〜よみがえれ!探偵講談〜ミステリと話芸の出会い

開催日時   2010年12月26日(日) (開場/18:30 開演/19:00)
開催場所 会場/ワッハ上方4階・小演芸場「上方亭」 アクセスはこちら
料金/当日のみ1500円
出演/旭堂南湖「ホームズ」、「明治探偵講談」
ゲスト・芦辺拓(作家)「探偵講談あれこれ」

・そして、その旭堂南湖さんですが、本日発表の文化庁の資料によれば、旭堂南湖さんは、平成二十二年度(第65回)文化庁芸術祭賞新人賞(大衆演芸の部・関西参加公演の部)を見事受賞されたそうです。おめでとうございます!


10/12/20
「繁昌亭deハナシをノベル!」は無事に終了。『ATM』『氷の魚』『ガンジマン』、三作とも再演かそれ以上演じられており、それぞれ小説原作らしい特徴がある。二度目、三度目で聞くとどう八天さんが変化をつけてくるかという点も楽しみ。『ATM』は、後半の演じ方を工夫しようとしているところがみてとれた。原作のイメージは生きていたと思う。結構細かくお客さんも反応していたように思う。

・今回『氷の魚』が再演だったが、師走に合わせた演出が多数あって、特に歌声が聞こえてくるというのは、演出的に今回限りだったかも。常設舞台ならではの照明ワークも良かった。『ガンジマン』は、噺としてはこなれているので安心して見られたが、ネタがネタだけにその点から少し引く人は引いていたかも。

・お楽しみの小説家揃ってのトーク、例のごとく「盛り上がらない」という事象自体が既に芸。自己紹介が最後になるという変則で序盤はなんか微妙に盛り上がらない(が、そこにそこはかとない可笑しさを感じるのだけれど)。「氷の魚」は「こおりのうお」ではなく「こおりのさかな」に決定。そのネタの細かな部分の説明であるとか。いやいや、何よりもあの人が最後まで正座を続けたところにもびっくり。


10/12/12
・MYSRECも忘年会も無事に終わったようですね。参加された方お疲れさまでした。

・いろいろ年末も押し迫って参りましたが次の週末は年末恒例の――。

・ 第4回 繁昌亭deハナシをノベル!!

 12月18日(土曜日) 午後18時00分開演 (17:30開場)
 入場料 前売2000円・当日2500円(全席自由) 予約フォームはこちら(お早めに)
 出演 月亭八天
 助演 笑福亭銀瓶 / 桂小鯛
 演目  「ATM」(作・太田忠司) 「氷の魚」(作・田中啓文)「ガンジマン」(作・山田正紀) 作家:我孫子武丸・牧野修・北野勇作・田中哲弥・田中啓文によるトークコーナーがあります。
 場所 天神天満繁昌亭 アクセスはこちら。地下鉄「 南森町」・JR「大阪天満宮」徒歩5分

・ATMやガンジマンはこれまでに三回以上は演じられており、八天さんの持ちネタ認定まであと少し(かな?)。『氷の魚』も季節感溢れる作品で、この時期に演じられるのはドンピシャという良作。まだ聞いたことないという方には、かなりお勧めの三作品ですよ。


10/12/10
MYSREC2010 たぶん、参加者の募集は終了。この段階でリンク先の方には特にコメントはアップされていないようだけれども明後日だし。

・あと、明日の11日土曜日にはこんなイベントもございます。京都ですが。「ノベルなび大賞」講演会


10/12/09
ランニング日記更新。あの北千里の屈辱の日のことを俺は一生忘れない。


10/11/23
MYSCONでは、次なるイベントとしてMYSREC2010を開催致します。開催日時は12月12日(土)場所は門前仲町付近です。その日程場所詳細のご案内と、合わせて企画募集はこちら。

・ただし、参加者募集は今週末から。 現在、MYSCONのWEBサイト内では「過去に行ったMYSRECゲーム内容紹介」を行っています。そちらに紹介された分もいろいろありますが、「汝は人狼なりや?」とか、「ミステリヘキサゴン」とか紹介されていない分にも印象深かったゲームありますね。従来の本番MYSCONにおける「全体企画」を少し小規模にしたイメージ、というと分かる人には分かるかな。人数は少なくても遊べますが、他人がやっているゲームを見物するのもまたMYSRECの醍醐味のひとつ。ぜひともお誘い合わせのうえ、参加のご計画をお願いします。

・レースに申し込んでみた。 ランニング日記更新。


10/11/15
・この土曜日にはMYSDOKU4小林文庫OB会というイベント二つを梯子して日帰り上京(さすがにちょいハードでしたが)。

・今回、MYSDOKUという形式で開催される読書会としては、個人的には初参加。会場となった江東区富岡区民館が和室で、某別館とも通じた雰囲気があり(その意味では背もたれある分上かも)、スタッフ以外では元スタッフやMYSCONでの常連さん、MYSDOKUの常連さんと今回初参加という方まで参加者のバリエーションはいろいろ。ただ、全体としてなごなごとした雰囲気は温かく、MYSCON系イベントの流れが続いていることを実感、嬉しい限り。それと皆さんやっぱりミステリが好きなんだなあ、と普通に参加者最高齢となった今、爺モードとなりながら安心して見てました。もちろん、読書会としても意見交換が活発に行われ、梓崎優『叫びと祈り』という今年の本格ミステリ&単行本デビューした新人の収穫作を更に深く読み込めたように思いました。

・そして夕方から開催されたのが小林文庫OB会。小林文庫オーナーはインターネットの個人サイト草創期である1996年からその名前の通りの「小林文庫」というミステリ系サイト(現在は更新停止中)を運営していた方。その20,000HIT記念として翌'97年に開設されたのが、小林文庫ゲストブックになります。スパムの荒波やプライバシーの考え方の変化等により、匿名以外のオープンな掲示板での交流は廃れた感があるものの、最盛期には”濃い”ミステリマニアが集い、更にマニアックでどろどろに濃い(理解している人がごく少数というニュアンス)話題が飛び交うことで、今や半ば伝説と化した存在でしょう。他、黒猫荘という掲示板スペースもオーナーは提供下さっていますが、SAMANAさん以外はほぼ全滅状態? のようです。

・その小林文庫、1999年にゲストブックでのオフ会を実行。その時の幹事が私でした。この段階ではまだ猟奇の鉄人が未公開だったkashibaさんの蔵書を初めて拝見して衝撃を受けたのがこの日だったか……(遠い目)。その時のメンバーが十一人で、今回のオフに八名参加、と、出席率高し。ほか、全員の名前は挙げていいのかわからないので挙げませんが、実はワタクシ、仰天の騎士さんと初対面だったとか、しょーじくんがまだ三十代前半という事実に一堂ショックだとか。よしだまさしさん(今はテニスの人?)の『途中下車の古本屋』、実は未購入だったのをようやく入手できました。憑き物が落ちた。個別の濃い話は書ききれず。残念ながら当日帰阪のため、今回は一次会で失礼してしまったのですが、二次会、三次会と盛り上がったようです。毎年は無理でも、また機会を作ってやりたいですね。


10/11/08
第26回 落語再生公開堂「ハナシをノベル!!」 だいぶ空きましたが続き。『片づけられない女』 終了後は田中啓文さんが壇上に上がり、今日は台風だったし悲惨な客入りだと思ったけれど、意外と沢山お客さんが来られて安心したとか、前に使っていた団体のせいで香水臭いといった話から、なぜか八天さんのお弟子さんとなる月亭天使さんとの噛み合わないところが面白い対談。「多分本名じゃないと思いますが、魔人ハンターミツルギさんとで芝居特集」って第三者的には訳わかめ。十二月の繁昌亭deハナシをノベル!!の宣伝があって、中入り。

・再開後、壇上に北野さんとミツルギさんが登壇。北野勇作さんによる、魔人ハンターミツルギさんの紹介というか説明。ミツルギさんは作家ではなく劇作家。ハナノベの手が足りない時に「あいつなら書ける!」と北野さんが声を掛けたのがハナノベ登場のきっかけ。ちなみにミツルギさん、北野勇作さんと同じ養成所の生徒だったのだそう。初めて会った時はミツルギじゃなかったとか、時間つぶしで付けた芸名を今も義理堅く使っているとか裏話。劇団は暖簾分けは無くて誰かと喧嘩してとか、でこちらも訳わかめのままお囃子に。

・そこで今回の『つるつるつる』。「あんた、今日は大事な話があるから聞いて」「なんや、藪から棒に」「聞いたら驚くわ。驚かんと聞いて頂戴。実はわたし、鶴なんです!」「そうか、鶴か良かったな」「驚いてよ!」

・家庭ものというのでしょうか。長年連れ添ってニートの長男までいるごく普通の倦怠期熟年夫婦、その妻が実は鶴だった……というお話。基本的には夫と妻の掛け合いが前半。「どうせ化けるなら、もう少し美人に化けてくれても」「ふん、鶴と人との美意識の違いね」 「どうして私が押入に籠もって反物を織っていた時に覗いてくれなかったの」「お前が覗くないうたやないか」「おかげで鶴に戻るタイミング逃しちゃったわ」……てな具合。さらに、後半は一人息子のたけし(たかしだっけ?)が帰宅。息子も鶴になるというが……、という展開で、劇作家原作らしい掛け合いマシンガンな噺となっていた。笑いも多く観客も多いに湧いた一方、ちょっとオチは弱い印象か。ただ、恐らく出来としては良いので、また再演される可能性高い作品でしょう。

・年内最後の『繁昌亭deハナシをノベル!!』は、天満天神繁昌亭で12月18日土曜日18:00開演〜(17:30開場) 繁昌亭前売り、チケットぴあ等で前売り券発売中です。


10/11/01
第26回 落語再生公開堂「ハナシをノベル!!」 台風直撃という恐れもあった当日、結局大阪はかするだけで日中にお湿りがあった程度。果たして客足は……と多少案じていたところ、かなり沢山のお客さんが入っての開催となった。口開けは月亭八天さんの一番弟子となる月亭天使さん。『宿屋町』。大津の宿場町に伊勢参りからの戻りとなる男の二人連れのやり取りを面白可笑しく演じる一幕。今回がネタ下ろしだったとのことで、かなりの緊張が感じられた。観客席の反応も温かく、でもやっぱり多少厳しい感じ。今後の頑張りに期待。

・続いてのご祝儀は、桂三幸さんによる『河豚鍋』。豊岡の小学校に行った話から、和歌山のスーパーくろしお号乗車の話と続けて旅ネタを繰り返して行き着くところは下関。ごくごく自然な感じで河豚の現在の中毒者数を出し、ああ、気が付くと本筋のネタへ。振り返ると計算されたネタ振りではあるのだけれども。昔も河豚は美味ながら当たることで知られていて、旦那さんが河豚を貰ったが怖くて食べられない。やって来たお客さんに勧めてみて、食べてみて大丈夫だったら自分も食べようと一生懸命勧めるが、その客も同じことを考えていて……。

・客席が程良く温まったところで八天さん登場。まずは森奈津子さん原作の『片づけられない女』。こちらは再演。片づけられない、というかモノが捨てられなくて自宅マンションに何年ものひとり暮らしの不要物を堆積させてしまっているお局様OLと、その後輩できれい好き、整理整頓命というOLとのやり取り。先輩の自宅の発掘(まさに)を行っているうちに、いろいろな彼女の思い出とぶち当たってゆく……。

・会場は爆笑の渦。感覚的には女性のお客さんの方によく受けていたようにみえた。特に後半の発掘で次から次へと出てくる謎の物体にどこか心当たりでもあるのだろうか。森奈津子さん原作らしい、微妙にレズビアンネタなんかもあるのだけれども、会場が普通に受けていたことに「うわ」と内心思っていたことは秘密だ。これまで再演は無かったというが、女性二人によるアップテンポの会話体というこの形式、聴いている以上に演ずる方は難しい噺らしい。


10/10/24
・(なぜか相互リンク状態になっているw)みほろさんから改めて「奇面館は(やっぱり)まだ出ません」との情報が。なので奇面館12月発売は講談社の先走りというか、とにかくまあ、来年くらいには何とかというお話です。ハードカバーではなく、講談社ノベルスとして出るのかな。でもこの「奇面館」という字面見るたびに一堂零の顔を思い浮かべるワタシ。年が知れますねえ。


10/10/29
・今週の半ばは所用で上京していました。が、東京は寒かったです。

・開催日はいきなりでなんですが、今日(30日)ですよ。ごめんなさい。中途半端で告知が遅れました。でもきっと中之島は台風も避けてゆくはず。

・ 第26回 落語再生公開堂「ハナシをノベル!!」

 10月30日(土曜日) 午後19時00分開演
 入場料 当日2000円(前売りは事前にメール)
 出演 月亭八天
 助演 桂三幸「河豚鍋」、月亭天使「宿屋町」
 演目  「つるつるつる」(作・魔人ハンターミツルギ) 「片づけられない女」(作・森奈津子) 月亭八天、田中啓文、魔人ハンターミツルギ、北野勇作氏によるトークコーナーがあります。
 場所 大阪市中央公会堂地下大会議室 地図はこちら。地下鉄御堂筋線・京阪「淀屋橋」駅、さらに「なにわ橋」駅も使用可

・果たして。


10/10/22
なまもの!の大矢博子さんの『脳天気にもホドがある』(東洋経済新報社)が発売されています。今日(10/22)に梅田の紀伊國屋書店で購入するにあたり、リハビリ本と聞いていたこともあって医学書のコーナーに行ったところ、ありませんでした! 多分普通に考えれば探すであろうノンフィクションのコーナーで発見。どうもいろいろ聞いていると、野球コーナーにあったという話も。大阪用にトラッキー帯があればいいのですが、ドアラ帯しかありません。

・愛と涙の感動闘病記ではないと書かれてはいるものの、愛も涙も前提として当然あって、そこを笑いと客観、そしてドラマティックなリアル描写と、時々の地口で包みこんだという好ノンフィクション。ドラゴンズネタは多数あるとはいえ、他球団を貶めるような書き方ではないので(私のような虎党でも)不快ではなかったですよ。ミステリネタはほとんど無いものの、十年来「なまもの!」を読んでいるようなファンにとっては、題材が題材だけに不謹慎な物言いかもしれないながら、面白く読めること請け合いです。

・あと、綾辻行人データベース管理人のみほろさんによるイラストも味わい深さに寄与してますね。しかしリンク張ってて驚いた。……き、奇面館? ホント出るの?


10/10/21
MYSDOKU4『叫びと祈り』(梓崎優・東京創元社)読書会、参加者募集が正式に開始されています。申し込み多数の場合は締切前に受付終了する可能性あります。開催日が11月13日(土)そして、締切予定日は11月6日(土)です。ご注意を。

杉江松恋さん主宰となり、リニューアルオープンとなったBook Japanが刺激的。従来も力の入った良書評が掲載されてきている訳ですが、リニューアル後の力の入り方、全体に漂う良い意味での緊張感がサイト自体の魅力も高めています。こちらも書評について原点から改めていろいろ考えさせられるところあり。


10/10/17
・来月開催されるMYSCONプレゼンツとなる読書会・MYSDOKU4の詳細が決定しました。11/13(土)、お題は今年の話題作『叫びと祈り』(梓崎優・東京創元社)。場所は門前仲町です。詳細はこちらから。受付は近日中に開始します。


10/10/16
・応募していた東京マラソンに当選し(てしまい)ました。いろいろ予定が変わるなあ。ランニング日記を更新。CW−Xの謎。


10/10/04
・久しぶりにランニング日記の更新。走れないあいだに何があったか。

忌まわしい映像


10/10/03
「鮎川哲也とロシア音楽の夕べ 〜ロシア音楽を愛した本格ミステリの巨匠を偲んで〜」に行って参りました。冒頭数分を欠かしたものの滑り込み、有栖川有栖・北村薫・芦辺拓各氏による鼎談から聞くことが出来ました。会場はコンサートホールで、その中心のステージにお三方が座られるかたち。その横には鮎川哲也先生の写真が譜面台に乗って飾られている。

・お三方ともデビューに当たっては鮎川先生に世話になった経緯あり、その思い出話で盛り上がる。芦辺さんが鮎川先生宅をデビュー前に訪ねた話は有名だけれども、有栖川さんも同様の経験があったとか。北村さんは鮎川さんの買い物の荷物を持ったことですら自慢になると。また、鮎川先生は実は極端な潔癖性だったという話から、古本を送った芦辺さん、鉄道プレートに強引にサインを貰った有栖川さんとも反省しきり。また、かつては恒例だった鮎川賞授賞式翌日の鎌倉散歩のハードさ、受賞パーティ前にラーメン食べませんかという健啖ぶりなど、鮎川哲也先生の知られざるエピソードをいろいろ伺うことが出来た。

・北村さんは会場に戸川安宣さんと同道されていたとのことで「今日で解禁でしょう」と、鮎川哲也先生の日記集成が三巻くらいの本になって東京創元社から刊行されることが決まったとの情報も披露される。

・小生、前にミステリファンと音楽ファンなら、圧倒的にミステリファンが多いはずといった予測を書いたのだが、さにあらず。「このイベントが西宮で開催される論理的な理由」について有栖川さんが語ったなかの幾つか、ロシア音楽のレコードコレクションが神戸大学に寄贈されたこと、演奏されるピアニスト・風呂本香苗さんが地元出身であること、等々から地域的に集まりやすいからか相当に音楽ファンの比率も高かったように思う。(後、オーディエンス全体の年齢層も高かったかも)。実際、声楽はロシア語ゆえに言葉の意味はさっぱり分からないものの、こちらの腹筋にダイレクトに語りかけてくるかのような迫力があったし、久々に聴いた風呂本さんのピアノの音色も素晴らしかった。こちらは、経験値が少ないのでうまく表現ができないのだが、音楽会としても十分高い水準だったのではないかと思う。良いイベントに参加させて頂きました。


10/09/29
・アラビクで開催されていた、佳嶋個展「Myth-Tic」は昨日(28日)で終了している訳ですが。最終日までに買い手がつかなかったら自分のものにする! と、仲の良い女友達に「お互い四十まで独身だったら結婚しようぜ」と婉曲なプロポーズをするが如く(分かりにくい形容詞だ)宣言していた絵を購入しました。そりゃ安くはありませんが、皆川博子さんとも縁のある画ですよ。高い買い物とは思わないです。これほど貴重な絵が手に出来る機会など、一生にそうそう何度もあるものではありません。一期一会。(なんだか自分に言い聞かせているようなのだが、気のせいだと思っておこうっと)。

・しかし問題は飾る場所、置く場所がないことだ。佳嶋さんの絵が似合う部屋ってそもそもどんなだ? 


10/09/28
・さて、その翌日も同じイベントだった。紀伊国屋リニューアルオープン記念&本格ミステリ作家クラブ十周年コラボ、トークショー&サイン会。しかーし、土曜日も行っていたこともあり家の都合で開始時間まで動けず、2時間限定で許しを得て紀伊國屋書店にダッシュ! しかし、本格ミステリ特設コーナー、土曜日と違って本棚付近には人がいない。(小生が行った時は岸田るり子先生がお一人で著書にサインをなさっていた)。どうやら、トークショーは別会場らしい。店員さんに場所を聞いて、そちらに向かう。

・会場は少し離れた阪急十七番街のかなり高層階、レストランと貸し会議室があるフロア。そこで二部屋を紀伊國屋書店が借り、一部屋でトークショー、一部屋でサイン会という段取りとなっていた。トークショー会場は読者が座れる椅子が十数脚のみで、残りの人は全員立ち見。これまた、狙って行ったわけではないのだが、一つだけ聞けたトークショーは、「新人賞トーク」。芦辺拓、岸田るり子、門井慶喜、近藤史恵、汀こるもの、小森健太朗(敬称略)と、どういう偶然か昨日のトークと顔ぶれが近い。小森さんの第一声は「僕は新人賞もらってない」で会場の笑いを誘う。それぞれ様々な新人賞を受賞された方で、その周辺のお話。汀こるものさんが過去に某賞に応募したという「焼き肉屋から始まる、剣と魔法のライトノベル」というのはなんというか凄そうだ。

・昨日に比べると、非常にイベントらしくなっている一方、作家と読者という敷居も一緒に上がってしまっていたかも。土曜日と日曜日とどちらが良いかというと、なんか違うイベントのようで、比べられない。

・そして、その日曜日に宣伝されていたのがこちら。といっても公式WEBサイトとかないので紹介が難しいのだけれど
 鮎川哲也とロシア音楽の夕べ 〜ロシア音楽を愛した本格ミステリの巨匠を偲んで〜  (リンク先はなぜかこのイベントのチラシを作成なさった業者さんのページ
 9月30日(木) 17:30開場、18:00開演
 18:00〜 「ミステリ作家が語る『鮎川哲也とミステリと音楽と』」 出演:北村 薫/芦辺 拓/有栖川 有栖
 19:00〜 音楽会 ピアノ:風呂本佳苗  ショスタコーヴィチ「24の前奏曲とフーガ 作品87より」 第3番ト長調 第15番変ニ長調ほか
             メゾ・ソプラノ:佐々木倫子(ピアノ:幸野紀子) グリンカ「あの美しい時を憶えているか」 ほか
 会場: 兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院小ホール (阪急神戸線西宮北口駅南口徒歩5分)
 料金: 全席自由 2,500円
 チケット取扱い:芸術文化センターチケットオフィス 0798-68-0255
(ですが、この段階でのご案内は事実上当日券になってしまいますか)

・さすがに平日月末期末。トークショーの頭から、というのは時間的にさすがに無理。とはいっても自分としましてはご近所開催でもありますので、トークショー途中には潜り込めるよう善処したいなあ、と思っております。リンクさせてもらってなんですが、このデザイン屋さんのサイトコメント「音楽愛好家の皆様はもちろん、ミステリ愛好家の皆様にも垂涎の一夜ではないでしょうか。」――違う、というかたぶん客層は逆。


10/09/27
・本格ミステリ作家クラブ10周年記念イベントとして、紀伊國屋書店梅田店リニューアルとも合わせて行われた作家によるトークショー&サイン会。2010年9月25日(土)・26日(日)と二日にわたって開催された。勝手に危惧していたのだけれど、紀伊国屋書店そのものには特にイベントスペースが作られた訳ではなく、以前から存在している、店の裏手にある通常のサイン会等にて用いられる小さな部屋と、地下からの階段通路に相当するちょっとした空間があるのみ。イベントに先立って、特設コーナーとして本棚一列を今回のイベントでいらっしゃる作家さんの流通可能な作品でぎっしり埋めるという企画が少し前から実施されていたが、会場的には果たしてどうなの? という危惧が日記にも書いた通り、正直あったのですが。

・開店前から行列が出来ていたらしいトークショー。小生が訪れたのは開始三十分くらい前? コーナーの内外が人で溢れていて正直、なんだかよく判らない状態だった。その小部屋には人が多数入っていて、続いて外の空間にも行列が作られている。とてもトークショーがやれるような環境じゃない。店員さんに聞くとトークショーは取り敢えず並んでください、と。よくみると会場には幾つかサイン会用の机が準備されてもいる。小部屋でトークショーをやって、中が見えない人にはスピーカーで聞かせるのだという。なんだかなあ。さらに「最初に五人の先生方がいらっしゃいます! どなたが来られるか判りません! ミステリーです!」 ミステリーねえ。

・と待つこと暫し。最初に現れたのは、辻真先、芦辺拓、北村薫、小森健太朗&汀こるもの(敬称略)という謎めいた組合せ。辻真先先生は、日曜日だけの来場と予告されていたので、そのこと自体はラッキーサプライズ。そしてトークショー始まるのだが、声の通る芦辺さんはとにかく、マイクが良くないのか北村さん、辻さんの声が聞き取りにくい。頑張って耳を澄ましていると今度は小部屋を囲んでいたはずの人垣がすっと引いていく。どうやら売り場である書棚の方に、サインのために別の先生方がいらっしゃったのだという。

・会場は狭いのに、どこで何やってるのか判らない。そのまま、とりあえず第一回目のトークショーを最後まで聞く。見渡してみるに、机に座ってのサイン会と、会場にしつらえられた丸テーブルの周囲で談笑しながらサインしている作家と、トークショーと。紀伊国屋書店自体は普通に営業しているなかで、かなりカオスにイベントが進行してゆく。これも参加側としては後で知ったことなのだけれども、15時開始のこのイベント、終了時刻として設定されていたのは、なんと19時。4時間。作家さん側も休憩自由だったとのことで、見当たらないのは休んでいるのか会場にいるのか。とにかく時間帯、誰が会場にいるのかよく判らないのだ。

・……とまあ、文句が並ぶものの、終わってみると結構いいイベントだったというのが感想。運営側の甘さを作家サイドの頭の下がるようなサービス精神が支えたものとはいえ、いろいろな人とお話できたのが良かった。MYSCONゲストだった西澤保彦さんなんて、超がいくつもつくお久しぶりでした。特定の超人気作家「のみ」が目当てで参加された方には物足りないものだったかもしれないけれど。

・そして、会場の片隅からご本人を見詰めているうちにどうしても耐えられなくなり、会場で『完全恋愛』を衝動的再購入。そのままだだだと走り寄り、辻真先さんにサインを求めてしまう。「牧薩次&辻真先」の相合い傘サインを頂くことができた。いい歳こいてと思われようが何ともない。素直に嬉しいぞ。しかし辻先生、お勧め本が沖方丁ですよ。お若いなあ。

・6時半頃に、本日参加された先生方が一旦小部屋に全員集合して、最後にコメント。この段階で読者側で残って参加していたのは当初の1/5くらい? でしょうか。皆さまお疲れさまでした。


10/09/24
・閉店間際に紀伊國屋書店を覗いたが、特にイベントの準備という雰囲気は感じられず。イベント用の本格ミステリ作家棚がどどんとあるのは前からだけど、著作だけではなくお勧め本みたいなコーナーが増えている。明日ですね。


10/09/23
・まずは、なまもの! のリニューアルオープンおめでとうございます。画像的イメージは清新(?)に変わってしまいましたが、テキストとしてのクオリティはきっちりとキープ。しっかし、サイトを継続していることはもちろん、独特のテンションを持続するパワーが素晴らしく大矢さん素敵です。うちは虎であちらは竜で、その意味では今年はアレなんですけどね。いろいろと見習いたい。

・改めて。「本格ミステリ作家クラブ 10周年記念フェア」
 9/25(土)15:00〜 9/26(日)14:00〜
 紀伊國屋書店梅田本店(そういえば、こちらもリニューアルオープンですね)。トークショーとサイン会。会場にいらっしゃる予定の作家の名前を羅列すると凄いことに。(敬称略)芦辺拓、我孫子武丸、綾辻行人、有栖川有栖、大山誠一郎、佳多山大地、門井慶喜、鏑木蓮、北村薫、岸田るり子、黒崎緑、小森健太朗、近藤史恵、千野帽子、辻真先、戸川安宣、西澤保彦、法月綸太郎、麻耶雄嵩、光原百合。

・お世話になっている珈琲舎・書肆 アラビク/Luftでは、佳嶋個展「Myth-Tic」の会期真っ最中です。
・佳嶋さんはイラストレーター。幻想的で退廃的、それでいてガラスの上に描かれたかのような繊細な透明感がある独特の風合いを表現される画家さんです。ミステリ畑からしますと、理論社ミステリーYA!の、有栖川有栖『闇の喇叭』、同じく、皆川博子『倒立する塔の殺人』の表紙イラストを描かれた方といえば分かりやすいでしょうか。

・左の写真が展示風景、右の写真が『倒立する塔の殺人』の原画です。判りにくいと思いますが、わざとです。折角ですのでアラビクに見に行ってくださいませ。(まだ残っているのか確認していませんが、ご購入の方にはいろいろ特典があるようです)。会期は28日まで。
  

・最後に、MYSCON関係が再始動の見込みです。 こちらはいずれ詳しく。


10/08/30
・紹介していた両イベントは成功裏に終了。(スタンダードブックストアさんの対談は拝見できませんでしたが)。別にアラビクでごく少人数公開で行われた近藤史恵さんインタビューを拝聴してきました。案内(だったもの)はこちら。『あなたに贈る×(キス)』刊行記念、小学館刊行の文芸誌「きらら」上の人気コーナー「書店員熱烈インタビュー」に使用されるとのことでした。

・その内容の抜粋とか書きたいのだけれど、今は力つきているので。

・同じく今回のハナノベも凄く良かったのだけれど、今は力つきているので。


10/08/24
・皆さま、お久しぶりです。夏期休暇までは良かったのですが、明けてから忙しすぎ半死状態。おまえはまだ死んでいる。

・芦辺拓さん原作のテレビドラマの告知に復活が間に合わなかったのが残念。ですが、大阪近辺での直近イベントの告知をします。

・まずは金曜日。

・東京公演から一ヶ月、地獄のロード(ちゃうちゃう)からようやく本拠地に戻ってきたハナノベのお知らせ。今回は第25回。ここのところ恒例の、新作&リメイク特集。実は原作が……だったという噂もあり、微妙に不完全燃焼だった山田正紀大先生原作の落語『ガンジマン』がついにリメイク! もう一作はあの福音館書店から絵本を刊行(現物をまだ見ていない)したことが話題となっている北野勇作さん完全新作! 夏の夜を笑いで吹き飛ばせ! (いや笑えなかったとかいうオチがないとええなあ)。

・ 第25回 落語再生公開堂「ハナシをノベル!!」

 8月27日(金曜日) 午後19時00分開演
 入場料 当日2000円(前売りは事前にメール)
 出演 月亭八天
 助演 林家染太、月亭天使
 演目  「天職」(作・北野勇作) 「ガンジマン」(作・山田正紀) 月亭八天、田中啓文氏によるトークコーナーあります。
 場所 大阪市中央公会堂地下大会議室 地図はこちら。地下鉄御堂筋線・京阪「淀屋橋」駅、さらに「なにわ橋」駅も使用可

・さて、そしてもう一つ。これは日曜日のイベントですね。

有栖川有栖さんvs近藤史恵さんのトークショー

8月29日(日曜日) 開場12:30 開演13:00 入場料500円、前売ありも当日でも可。

・大阪を代表するミステリ作家二名が、『闇の喇叭』『あなたに贈るX(キス)』を理論社「ミステリーYA!」で相次いで刊行されたことを記念してのトークショーが、大阪心斎橋にある個性派書店「スタンダードブックストア」にて開催されます。住所等とイベント詳細はこちら

・当日、ミステリーYA!をご購入の方に、両作家のサイン入りブックカバーがプレゼントされるそうです。

・それはそうと、同書店で見かけた、この太陽の塔、めちゃくちゃ欲しい


10/08/05
「カンナ 鎌倉の血陣」をgoogleで検索。すると電球マークが現れた。「カンナ 鎌倉の知人」ではありませんか? といわれた。――違います。


10/08/03
ランニング日記の更新(足を痛めてからの後日譚)。


10/08/02
・ ランニング関係はランニング日記に。だけど、これだけはここに書きます。

・当たる当たらないはとにかく、東京マラソンへのエントリーを済ませました。初日は繋がりにくいかもと思って二日目になりましたが。喜国さん、倍率上げてごめんなさい。 で、でもっ。貴方の本が、「東マラ」がいけないんです。ボクをこんな身体にするなんて――。 (……ということにしておけば罪悪感がかなり薄れるな。ふふふふふ)。

・ん、健全なスポーツの話のはずなのに、なんでこんなエロっちーのだ?


10/07/30
・昨日の更新では敢えて触れなかったのだけれども。多島斗志之さんのこと。

・実は、小生の最寄りの派出所横にある掲示板にも多島斗志之さんの「探しています」チラシが暫く貼られていました。しかしながら、数ヶ月前にまったく別の方の「探しています」のチラシに差し替えられてしまっていました。

・失踪されて半年。ご家族の方も新たな生活の立て直しに入られているそうです。 サイトでリンクを掲載し続けること自体だけであれば簡単なのですが、一旦、私も心の中の区切りを付けたいと思います。(弊サイトからのご家族のページへのリンクについては停止するのではなく、著作リストのページから繋げるように変更しました)。

・不謹慎、そして無責任に聞こえたら申し訳ないですが、それでもやはり希望は簡単に捨てられません。いつか、どこかで大逆転のような出来事が待っているのではないか。ミステリマニアの性かもしれません。だけど、これで終わりだなんて納得することはなかなかできないでいるのです。


10/07/29
・電子書籍に関する雑感とかまとめたいのだけれど。単純に身辺多忙にて、そもそも感想すら書けない、それ以外もほとんど進まない状態では、なんとも。

・ひとことでいうと、これだけ既にPCのモニタ上にネットを通じて無料テキストが氾濫しているなか(このサイトだってそうどすえ)、みんながみんなモニタで更にまた時間をかけて文章を読むのかねえ、という素朴な疑問があるのです。読む人は読むだろうけれど、雪崩れをうってそちらにゆくほどの革新ではないと思うのだ。そのハードを所有している人だけがマーケットだとすると、市場は中途半端、小さすぎませんか。ガラケー状況だから活字本が安泰というのとは微妙に違う。活字も電子書籍も文芸界共倒れっていうのも近い将来有り得るよなあ、と。

・twitterしながら、mixiしながら、ゲームしながら読書なんて集中できませんよ。なので初期の珍しさが消えればわざわざ電子書籍の文芸にお金出す人はよほどの好事家だけになると思うのです。ハードカバーを本屋で普通に買う人の半分か、それ以下。たぶん、それではやっていけない。さらに窮して人を寄せるためにビジネスモデルが確立する前に中途半端な無料化とかしてしまうと、出す側だけ倒れちゃう。

・素人同然だった才能が、ダイレクトに読者をつかむ可能性は確かに増える。でも、現代この瞬間ほどプロ作家デビューに対する間口が広い時期は歴史上珍しいと思うので。ハードルをこれ以上下げることに意味ありますかね。

・とまあ、1/10ほどですが、思うとこ書いてみた。


10/07/16
・芥川賞も直木賞も「ミステリーズ!」短編賞も決まったようです。一部(ごくごくオレ周辺だけかもしれませんが)で話題の「団鬼六賞」締切は七月末ですよー。選考委員の顔ぶれが豪華ですよね。


10/07/13
・祭は終わった。あまり多くを語るまい。心を入れ替えて本を読むのだ。


10/07/10
・さあて、決勝だ。

・皆川博子さんの新作短編集『少女外道』。凄いですよね。むちゃくちゃグロテスクでエロティック。感想書けねえ。


10/06/30
・4年に一度のW杯。忙し。

・ハナノベは別件があって今回は珍しく聴けておりません。その別件は別件で充実していたのですが、なぜ二ヶ月に一度のイベントと時間帯まで重なるものなのか。しかし予約していた店が落雷で停電中とか、なかなか得難い経験もありました。

・その別件に関連して、理論社ミステリーYA!内、有栖川有栖『闇の喇叭』特設サイト内で直筆サイン色紙プレゼントやっています。


10/06/22
・ハナノベのお知らせ。案内のメールをまだ頂いていないような気がするのだけれど……。第24回。ここのところ恒例となっている新作&リメイクです。そして待望のミステリー落語特集! 土曜日ですが、夜19時スタート、お見逃しなく!

・ 第24回 落語再生公開堂「ハナシをノベル!!」

 6月26日(土曜日) 午後19時00分開演
 入場料 当日2000円(前売りは事前にメール)
 出演 月亭八天
 助演 林家染弥、月亭天使
 演目  「踊る大迷惑」(作・魔人ハンターミツルギ) 「殺しの罠」(作・太田忠司) 月亭八天、田中啓文氏によるトークコーナーあります。
 場所 大阪市中央公会堂地下大会議室 地図はこちら。地下鉄御堂筋線・京阪「淀屋橋」駅、さらに「なにわ橋」駅も使用可

・今週末は中之島へゴー!

・魔人ハンターミツルギ氏は関西を中心に活動する劇団「超人予備校」の座長さんで、シナリオと演出も担当されています。北野勇作さんとのご縁で執筆頂いた模様ですが、御本人もどうやら落語とは浅からぬ縁がある様子。このあたりは当日またお話が聞けるのではないでしょうか。


10/06/18
ランニング日記の更新(ハーフの距離、そして身体ダメージの蓄積)


10/05/28
・財布のすきまに何枚か挟まってませんか本好きのご同類。書店くじの当選番号が発表されてますぜ。(これだけ枚数があって100円すら当たらんとはどういうことやねん)。


10/05/23
ランニング日記の更新(ランニングステーションに行ってみた)

・本当は金曜日に更新したかったのですが。

・ご存じの通り、ミステリ専門インターネット古書店の草分けである、ジグソーハウスさんが、大阪で独立店舗による古書店の営業を開始なさっています。5月14日(金)に開業、週末の金・土・日曜日が営業日で、この週末も営業なさっていたことかと思います。

・お店の状況については、週末ふるほんやジグソーハウスにて御確認ください。この地図上には「扇町方面」とあります。確かに地下鉄「扇町」駅が厳密には最寄りになりますが、大阪環状線「天満」駅からもほぼ同距離ですし、地下鉄「南森町」駅や、JR東西線「大阪天満宮」駅からでも徒歩で楽々行ける距離かと思います。というか、そもそも小生は梅田からてくてく歩いてゆきましたし。なので、大阪の地理にあまり自信がないという方は、この略地図よりも直接住所から検索して地図にて調べてからゆくことをお勧めします。

・以下、先週末にお伺いした時に撮影した写真です。この段階ではまだ、開店二日目ということで少しずつ本を搬入中というイメージでした。
  
・従来、梅田古書倶楽部の一角にあった店舗の方は、5月末で終了とのことです。天神橋商店街には他にも特徴ある古書店が多いですし、ぜひ大阪に来られた時にはジグソーハウスの新店舗にお寄り下さいませ。(別に特に宣伝をお願いされたというわけではないのですが)。


10/05/18
ランニング日記の更新(ランステ承前)

・いろいろ事情があってサイトの更新をしばらく中断していました。

「第23回ハナシをノベル!」 前回書いていた内容から三週間近く空いているのでちょっと間抜けですが記録のみ。

・井上雅彦さん原作『いらちおばけ』。こんにちはこんにちはこんにちはこんにちは、仁兵衛はん開けてんか開けてんか! という「いらち」な主人公。中之島に出来た怖いと評判のお化け屋敷。子どもが行きたいというので連れて行かねばならないのだけれど、本人が実はとても怖がり。しかも、この大阪中之島総合お化け屋敷センターは本物志向をモットーにして、本物のオバケを使用した恐怖と夢のパラダイス。つまり、ほんまもんのオバケがいるという。どうしても行きたくないので誤魔化してきたが、子どもがついに連れて行ってくれないのならば、水たまりで寝るとか言い出した。困った挙げ句に仁兵衛さんに相談に来たのだが……。

・原作は『粗忽屋敷』、それが前回『いらちのお化け屋敷』に改題され、更に今回『いらちオバケ』と題名がどんどん変わっている。前回も聴いているが、今回は更にシンプルになって途中でだれたところがぎゅっと詰まった印象。ただ、その代わりネタがひねられ過ぎて作り物っぽくなっている感じか。

・井上雅彦さんは会場にいらしていないため、田中啓文さんによる「エアー対談」。つまりは一人二役。「えー、はー、そうですか」。ここは「伯爵」のお話など。中入りを挟んで、田中啓文さん原作の新作『氷の魚』。 これも冒頭のトークは誰も助けに入らず(?)再び田中啓文さんの「エアー対談」。「ウチの下の子、小四なんですけど、あのミルクの飴、不二家のやつ、なんやったっけ、そうそう、キルミー! 怖いお菓子や」なんですかそれは。(ウケたけど)。

・真面目な話、この『氷の魚』は疑似古典というか疑似講談のようなものだそう。左甚五郎のアレですね。

・いきなり沈鬱な三味線の音から入る。八天さんはあたかも吹雪の中を歩いているかのような演技を無言で。やはり吹雪。前が見えない。越後の国松平領の冬。山猟師の男が雪のなかで倒れている男を発見した。猟師の家には、お鈴、亀吉という預けられた子どもがおり、倒れていた男は、飛騨高山から来た彫刻師・左側甚五兵衛と名乗った。酒を飲んで温まってきた猟師と甚五兵衛は、この子どもたちの親・彫り者師・西村屋の話をする。彼は殿様の菩提寺の普請を請け負っていたのだが、殿様の部下・河内取水が強引に連れてきた荒獅子金四郎という任せたいと言いだし、二人は氷で作った彫り物の勝負をすることになる。その勝負に金四郎が勝ってしまう……。

・物語はシンプルながら、最後は「そのオチですかい!」というところに向かってひたすら突っ走るのが魅力。季節が。

・とまあ、こんなところでご勘弁を。


10/04/29
「第23回ハナシをノベル!」に行ってきました。

・GW幕開け(?)にあたる平日夕刻ということで、開始早々から順調にお客さんも増え、そこそこの入り。スーツ度が高かった印象。今回もいろいろ趣向があるとのとこで開場時間を少し過ぎてもリハーサルが続き、開場が少し遅れたものの、開始は定時の7時。お囃子のあと、ここ何回かのパターンとなった通り月亭八斗さんが壇上へ。「髪型」落語家という定番のくすぐりから入り、携帯電話の注意、そしてこの回で過去に演じたネタであることを承知で「子ほめ」。さすがに、前回聞いた時よりもかなり流れてきている感じ。どこで笑わせるか、というのがこちらが微妙な客なのでタイミングを計りにくいところもあったかも。

・続いて、客演による桂雀太さんによる「代書屋」。そのマクラで「面白ければ笑う、面白いところを積極的に探して笑う、面白くなくても、昨日あった楽しいことを思い出して笑う」という、客側の心構えは、まさにこの会の独特の雰囲気を言い当てているなあ、と微妙に感心。そして本編。雀太さんの噺を初めて聞いたのだが、野太い声を持つ年輩のアホである主人公の声と、とぼけて枯れた味わいのある代書屋の演じ分けが巧みで、最後の「ぼーーん!」に至るまでテンション落ちずに突っ走る。小生の前の席に座っていた複数の女性、笑い泣きして困ってました。

・さて今回、座と座のあいだ、ナビラを捲っているのが着物を着た女性。この人が、こちらでも一度紹介した八天さんの弟子にして、桂米朝師匠の曾孫弟子にあたる月亭天使さん。続いて登場してきた月亭八天さんも、彼女のことを話題にしながら噺に入ってゆく。最初は井上雅彦さん原作の『いらちオバケ』。以前に『いらちのお化け屋敷』という題名でハナノベに初登場した作品を田中啓文さんが徹底的に手を入れたのだという。マクラの方は、なぜか国内の地方空港の蘊蓄から、地名+○○空港という名前が増えたとか、八天さんの育った家の前で縁日があって家に入るのに難儀したとか。


10/04/27
ハナノベ(↓)は明日に(貴方がこのサイトを見ている時間によっては今日に)なりました。おいでませ。

・その翌日、4月29日(木)には、北野勇作さんが出演する「『読む人』〜言葉を発して自己表現する達人のライブ〜」というイベントが、ブックカフェ・ワイルドバンチにて開催されます。ひとり二十分、さまざまな分野の人がいろんなものをいろんな読み方で読むそうです。北野さんは暗闇朗読。17時開場 18時半開演。

・場所は天神橋筋六丁目。前日に引き続き、田中啓文さんもサックスで出演の予定。

・ワイルドバンチを変換するとワイルド番地と最初出た。これはこれで野性的。紹介しておいてあれですが、小生自身はこちらに顔を出すのはムズカシそうな状況です。すみません……。


10/04/22
・まずは本家(?)ハナノベのお知らせ。あまり早く告知してもなあ、ということで今日まで引っ張ってみましたよ。今回は第23回。前回に引き続いての、新作&リメイク特集。前回は若干不完全燃焼の部分も確かにあった、井上雅彦さんの『いらちの化け物屋敷』のリメイク版に、田中啓文御大(創作落語的に)による完全新作! ゴールデンウィーク入り口の祝日前の水曜日! 

・ 第23回 落語再生公開堂「ハナシをノベル!!」

 4月27日(水曜日) 午後19時00分開演
 入場料 当日2000円(前売りは事前にメール)
 出演 月亭八天
 助演 桂 雀太、月亭八斗
 演目  「いらちオバケ」(作・井上雅彦) 「氷の魚」(作・田中啓文) 月亭八天、田中啓文氏によるトークコーナーあります。
 場所 大阪市中央公会堂地下大会議室 地図はこちら。地下鉄御堂筋線・京阪「淀屋橋」駅、さらに「なにわ橋」駅も使用可

・来週は中之島へゴー!


10/04/21
・亡くなられたのは'96年でしたか。ジェイアール京都伊勢丹すぐの美術館にてミステリーの女王 山村美紗の世界なるイベントが開催されます。実娘であり女優の山村紅葉さんによるプロデュース。詳細は下記の通り。場所はJR京都駅直結していますので、GWに京都方面にいらっしゃる方はいかがでしょうか。入場料が必要ですが。

  ・場所:ジェイアール京都伊勢丹7F隣接 7F 美術館「えき」KYOTO
  ・開催期間:4月24日(土)〜5月16日(日)
  ・開館時間:午前10時-午後8時(最終日午後5時閉館)入館締切:各日閉館30分前
  ・入館料:一般(大学生以上)600円(400円)/中・高校生400円(200円)/小学生以下無料 ()内は前売り、もしくはICOCA等JR系電子マネーにてお支払の方の料金

・小生個人は、とりあえず京都に行く用事があれば、という感じですか。


10/04/20
・先月の話なので旧聞に属する話になってしまうのかもしれませんが、牧野修さんがブログ・苦笑の楽園「猟奇探偵KAORI」なるゴスに心を捧げた我が儘お嬢様が活躍する探偵譚を無料公開なさっています。なぜこのタイミングで紹介したかというと、小生自身が遅ればせながらようやく三話分全てを読み終えたから。主人公は、牧野さんがシナリオの一部を担当されたサウンドノベル『忌火起草』の登場人物。小説もその『忌火起草』のサイトで、一種のおまけ? として携帯向けに配信されていたもののようです。

・で、これがめちゃ面白いの。一話目の「愛と猟奇」は、主人公の皆川香織譲が、作家・村田喜久次郎の凡庸な犯罪を糾弾する話(ちょっと違うぞという気もするが、そこはそれ)。思いつきのように歴史人物にしゃべらせる引用、何より、猟奇を愛し、乱歩世界の闇を愛する香織の傲岸不遜ぶりがなんとも素敵。 牧野ファン、乱歩ファン、ゴスロリ愛好家、その他ヘンタイ方面の方で、まだ読まれていない方はぜひどうぞ。全三話です。


10/04/18
ランニング日記の更新(四十にして迷う)。日記では快調に走ってしますが、現在は土曜日にひどく足を痛めてまともに歩けない身動き取れない。涙。

・MYSDOKUは昨日無事に終了したようです。参加頂きましたどうもありがとうございます。


10/04/11
・某所で最近になって初めて知ったのだが、今年は国民読書年なんだそうだ。まあ、それはそれで勝手にやってください、という感じなのだが、昨今の時流を鑑みるに税金を投入するほどのイベントなのか? という疑問の方が大きいよなあ。(厳密には、財団法人 文字・活字文化推進機構というところが主体になっているようだ)。

・特に、○○新聞社社長、××協会会長、△△連盟会長といった肩書きが二十人以上並ぶ委員の顔ぶれ。なんというか、逆にやる気の無さというか、事務局の「各方面に協力と賛同を取り付けました!」というアリバイ作りのみに見えてしまうんですよね。あれ、準備は2008年からスタート? あれあれ? なんで知らなかったんだろ??


10/04/03
・ある方のつぶやきを見ていて引っかかったので辞書を引いたのだが、「モテる」という言葉を漢字で書くと「持てる」が国語的には正しいらしい。つまり「モテモテ」は「持て持て」になる。だからどうしたということはない、単なる豆知識です。


10/04/01
・大阪のミニコミ誌、Sanpo magazineなる雑誌(第4号 2010年春)をアラビクで買った。巻頭を飾っているのは、田中啓文さんのロングインタビューである。ホントに長い。商業媒体だと端折られそうな話までしっかり載っている。他も古本屋の特集であるとか、ROMの会員の方によるディヴァインの話だとか、古本とミステリとジャズといった感じの内容で総じて満足。ちと高いようにも思うけれども装幀にお金がかかってそうだしカラー頁もあるし、コストもかかっているのでしょう。……それだけなんですが。

・エイプリルフールとも関係有りません。

・田中啓文さんといえば。 昨日、「ハナシをノベル!」でお世話になっている月亭八天さんに、新たに月亭天使さんが弟子入りなさいました。桂米朝師匠の曾孫弟子である八天さんの弟子ということで、天使さんは米朝師匠の玄孫(やしゃご)弟子にあたるということで、今朝から大々的にメディアにて紹介されています。例えばこちらとか。 頑張ってくださいね!

・新聞記事を今朝見た時は「エイプリルフール?」と思ったことは秘密です。


10/03/18
・ごめんなさいごめんなさい。MYSDOKUの開催日を先の日記で間違えていました。申し込み日と締め切り日を間違えていました。開催日は4月17日(土)ですっ!

・まだまだ参加枠に余裕があるようなので、都合が合うならぜひともご参加下さいませ。詳細はこちらから御確認ください。


10/03/15
・一週間ほど前にMYSCON本番開催延期のお知らせをしましたが、スピンアウト企画であるMYSDOKU34月11日(日) 4月17日(土)に開催されます。しかも、いろいろ迷走(?)の結果、課題図書は『斜め屋敷の犯罪』(島田荘司/講談社文庫)ですよ。まさか、会場に島田御大が登場なんてことはないと思います(たぶん)。ただ、小生は運営にタッチしていませんが、この選択は何か嬉しい気持ちになります。参加できる方は是非参加してみてください。MYSDOKUは3回目かもしれませんが、初めて参加するという方でも大丈夫です。年齢も性別も、知識の有無も気にすること無し。ミステリを愛する心と、参加費用さえあれば。


10/03/09
・ランニング日記は「ジャケ買い」ならぬ……の巻

・あとは普通に更新します。とっくに発表済みの事柄ですが、本サイトで触れられなかったので改めて。

MYSCONに関する重要なお知らせ ――ということで、この3、4、5月のあいだには宿泊付きの伝統的なMYSCONは開催致しません。いろいろ運営体制なども代わってゆく過渡期です。ただ、個人的にMYSCON11等の企画協力をお願いしていた方には、誠に申し訳ございません。開催決定時には改めてお願いさせて頂く所存です。


10/03/04
・ランニング日記は運命の出逢い その1 の巻 あと、感想をためこんでいるのですが、週末にまとめます。ごめんなさいごめんなさい。

・今回のハナノベのレポート、最後まで。

・さて、小林泰三さん原作の『時の旅』。以前も紹介していると思うのだが甚兵衛のもとにやってきた若者・留五郎。仕事が長続きしない留五郎だったが、今回は今まで誰も考えつかなかった金儲けの方法を思いついたので、ぜひ甚兵衛に聞いて欲しいのだという。今、銀行に現金を千円預けておけば利子が付く。何年かでは大した金額にならないが、複利で利子を増やしていけば千年後にはすさまじい金額になっているはずだと言うのだ。それをタイムマシンで取りに行けば良いと大まじめでいう留に、じゃあ甚兵衛はタイムマシンはどうすると詰め寄る。しかし、留五郎は落ち着いたもの。なんと未来の自分の子孫に対してタイムマシンが発明されたらもってこいという趣旨の遺言を残せば良いというのだ。遺言書を正式版にするためには二人の立会人が必要だといい、代筆屋がまず一人、そしてもう一人をお願いしたいと、留は甚兵衛を指名してきた。おやすいご用と署名をした瞬間、轟音と共にバイク型のタイムマシンが突如現れた……。

・前回も似た回想だったのではないかと思うが、上記したあらすじが終わった後の展開がタイムパラドックスをテーマに論理とも理屈ともいえない状況をよってたかって広げてゆくというもの。小拍子を見台の上に立てて「二日前、今、二日後」と八天さんが説明を試みようとする(もちろん演出として)。このあたりの展開が、SFファンの方にはこのうえなく面白く思われている様子。初演時、もともと「ハードSF落語」という扱いだったのを聴いている最中に思い出す。一般の観客にしても、 SFファンではなさそうな方だと、やはり喜んでいたり、ぽかーんとしていたりと様々な反応だった。枠が典型的な落語でありながら、その枠に入っているのが「SFらしいSF」というミスマッチそのものがユニークだと改めて思う。前半部のシュールな流れと、それが実現して混乱の渦中にある後半部のギャップなんかも面白い作品。ただ、終わったあとの八天さんの表情を見ていると、まだまだご納得されていないようにも……。

・最後は田中啓文、月亭八天、そして小林泰三、高田豪と四人揃ってのトークでノベル。そしてやはりオリンピックネタをわざと振った後、田中さんの笑酔亭梅寿シリーズ新刊のお知らせ、そして小林泰三さんの光文社文庫のお知らせ等々。次回ハナノベは四月。今回配付されたカラー版豪華チラシにて(珍しく)次回予告が完了している。リマスター版は、井上雅彦さんの『いらち幽霊』。これは2008年2月に『いらちの化け物屋敷』という題名で演じられたものの再演のようだ。初演時は、江戸風だった落語をかなり上方に変更したと伺っていたが、今回聞いた情報ではさらに手を入れるらしい。もう一作は田中啓文さんの完全なる新作落語(題名はチラシに掲載されていながら、まだ中身は決まっていない?)の模様。楽しみですね。

・次回も平日、だけど週末。四月二十三日(金)。聞き逃しなく!


10/03/03
・東京マラソン本番が過ぎ去って。中継を見ながら、抽選に当たる当たらないはとにかく来年のエントリーだけは絶対にしようと心に誓う。(確かにこうやって当選率はどんどん下がってゆくのだろうなあ)。それまでは練習だ。ランニング日記も続きを書きました。なんじゃいワレ目ぇ付けとんか気をつけんかいボケ! の巻

・そして中途半端で切れていたハナノベのレポ、続き。

『タイガードラマ』。新作落語のみが発表される「ハナノベ」ではあるが、野球ネタはありそうでいて確か今回が初めて。大の巨人ファンがトラッキーを演じるというミスマッチにてドタバタが展開していく内容は、落語というよりも新喜劇とかに笑いの質イメージは近いかも。もちろん八天さんが一人で演じきっている以上、しっかり落語になっていましたけれども。

・そしてこれは落語がどうというレベルではない話。阪神と巨人、野球を題材にしている以上、試合をすればどうしてもどちらかの球団に勝ち負けが出来てしまうわけで、過剰な野球愛を持たれる方だと(どちらのファンからも)不興を買う可能性もありそうだ……というのは余計なお世話か。あとホームゲームにはホームチーム側しかマスコットは普通出てこないとか、落語の割に現実プロ野球とつい照らしてしまって微妙に引っかかるのはたぶんこちらに余裕がないから。総じてお客さんの反応も悪くなく、ブラッシュアップにかけてプロ野球シーズンが始まってから再演というのはアリだと思います。

・続いてトークでノベルということで、浴衣を着た田中啓文さんと、普段着の高田豪さんが壇上に上ってトーク。この時に限ったことではないのだが、今回に限っては開催中のバンクーバーオリンピックのネタが随所に。話題が尽きる前にオリンピックネタで繋ぐというのはこの時期だけの特権? ですねえ。 かつて田中啓文さんは甲子園口に住まわれていたことがあるそうで、当時のおおらかな甲子園球場は試合が終盤になったら、チケット無くても入場が出来たらしい。勤めていた会社から帰り、阪神が勝っていたら、それから奥様と二人甲子園球場に自転車で行って観戦して(当然、大抵勝つので)六甲おろしを聞きながらビールを飲んでいたそうな。ええ話やなあー。

・ここで中入り。第二部の始まりはトークをノベル二回目、小林泰三さんと田中啓文さんが壇上へ。今回演じられる小林泰三さん原作の『時の旅』は、2007年の第八回時に演じられた同作品のリマスター版。トークはやはりオリンピックネタで、フィギュアスケートの小数点以下二桁は誰がどうやって付けているのかとか、もっと分かりやすい採点にしたらええねんとか、田中啓文さんが子供を連れていったなんばのスケートリンクでの出来事だとか。

・トークが終わり八天さんが登場。しかし前作以上に表情が厳しくみえるのは演技なのか素なのか。八天さんが、頭のなかが整理できていないままの噺やと、お客さんの頭の中も整理できるわけがない……と微妙に後ろ向きのマクラから『時の旅』スタート。


10/02/26
・雨だ! 走れない! う、あー! ということでランニング日記も更新。題して、少し書評らしくなってきた? の巻です。

・こちらではハナノベのレポを続けます。

『宮戸川』。 マクラでは、恐らく普通の会場だったら大ウケになるであろう、恭瓶さんの奥様ネタ(「なんでこんなに気を遣わないといけないんでしょうねえ」)など出るも反応は残念ながら限定的。上方の若手噺家のあいだではどうやら「特殊な会」と噂されるハナノベ観客らしい反応そのものであったのも最初だけ。→単に冷めているのでもなく、妙なところでウケが入ったりするところとか普通の落語ファンと違うらしい。 恭瓶さんの身体全体を使った熱演に会場の反応も良くなってきて、息を吹きかけられて半七が飛び上がるところなど会場爆笑。最終的にはしっかり会場を温めて頂きました。

・さて、続いてはハナノベ本編へ。今回の新作は高田豪さんによる『タイガードラマ』。ちゃんと口にして発音するまで「大河ドラマ」とのダジャレだと気付かなかった私(アホ?)。八天さんは黄色い着物に黒い羽織、つまりはタイガースカラーで登場です。マクラではいつもの通り(?)多少ネガティブに失敗したらどうしようネタから入りつつ、いきなり見台を横にして寝転がるという、凄い演出(詳しく説明しませんが)からスタート。

・リストラされたヨシカワさんは、プロ野球・巨人の大ファン。今日も巨人が圧勝するナイターを眺めてご満悦ですが、実は再就職面接五十連敗中。明日は五十一社目の面接予定で、野球ばかり観ていると奥様は強烈なプレッシャーをかけてくる。隣人のヤマオカさんも勤務先が倒産、阪神の大ファンなのでヨシカワさんが騒ぐと壁を叩いて怒ります。翌日、ヨシカワさんが訪れたのは着ぐるみに入れる人材を専門に扱う派遣の会社。経験者のみという求人に、未経験のヨシカワさんは履歴を偽って応募、面接官を前に「何でもします」と苦境を訴えて採用をお願いする。学生時代にやっていた器械体操(バック転)のおかげで、本来の担当が交通事故に遭うという幸運(?)も重なり、なんとかその会社で職を得ることに成功、早速現場に向かうことになったものの、その仕事は「トラッキー」の中の人。(阪神タイガースのマスコット)熱狂的巨人ファンのヨシカワさんは、かなりの躊躇をみせるものの、背に腹は代えられず早速球場に向かう事に。トラッキーなのに思わず巨人を応援しちゃったり、ジャビット(ジャイアンツのマスコット)と乱闘が始まったりと、大変なことに……。(続く)


10/02/25
・昨日がハナノベでした。あー楽しかった。

喜国雅彦さんの犬ふんランニング日記にて本サイト(ただしランニングの話)が取り上げられましたw。

・ランニング関係については引き続きこちらにまとめてあります。今日はその記念(?)に、ここで書けないことをリンク先で結構語ってます。もうすぐ東京マラソンですね(遠い目)。

・ということで、こちらでは昨日のハナシをノベル!のレポなど。

・年末の繁昌亭開催を挟んでいたため、四ヶ月ぶりとなる中之島公会堂開催となる「第22回ハナシをノベル!」 その中之島開催もここのところずっと週末開催が続いており、調べてみたところ、昨年の6月に第19回を金曜日開催にして以来の平日開催だった。出足は今ひとつだったが、最終的には週末開催よりも多くお客さんがいらっしゃっているように思われた。(とはいえ、微妙な差でしかないが)。19時に予定通り開演。

・口開けは月亭八斗さんによる『動物園』。仕事を紹介してもらった男性が、移動動物園で虎の着ぐるみを着て、動物の虎のフリをする羽目に……という有名な噺。一生懸命なのが伝わってきて全体に悪くないのだが、同時にいっぱいいっぱいなのも伝わってきてしまう、という印象でした。ただ、これで八斗さんの落語を聞くのは三作目だが、間違いなく進歩しています。

・続いて「お楽しみ」は鶴瓶師匠の門下、笑福亭恭瓶さんによる『宮戸川』。この『宮戸川』、江戸落語で有名な話で上方で演じられることは少なく、実際落語で聴くのは初めてなのに、なぜか筋書きを知っている、何故だろうと打ち上げでも考えていたのだが、神田紅梅亭寄席物帖シリーズ三冊目『うまや怪談』内にこの『宮戸川』が取り上げられている作品があったからだとようやく気付いた。江戸落語ではメジャーなこの噺を鶴瓶師匠が上方に持って帰ってきたといい、サゲも更に恭瓶さん向けに変更して下さっているそうだ。(が、そのサゲを貰うまで一年待たされたとか。)

・将棋に入れ込んでしまい友人宅で遅くまで将棋をしていた半七は帰りが遅くなり締め出しを食らってしまう。一方、半七とは幼なじみながら、最近まで東京に行っていて帰ってきたばかりのお花もまた、友人宅でカルタに興じているうちに遅くなり、同じように締め出されていた。二人でどうしようと思案、半七には阿波座にこういった時に泊めてくれる叔父がいるが、すぐに早とちりして「飲み込んで」しまう人で、こんな夜分に二人で行ったら、どんな騒動になるか分からない。ついてくるなという半七、ついてくるお花。そのまま当然勘違いされて、二人は一組しか布団のない二階へと……。(続く)


10/02/23
・「『東京マラソンを走りたい』のように走りたい! 四十代初心者がフルマラソン完走する(予定)まで日記」略して”ランニング日記”。読書系アスリートないしスポーツ系読書人(ってそんな人数いるとも思えないのですが)の方々から局所的に好評で、自分のモチベーション維持のためにも書き続けます。が、これまでのUNCHARTED SPACEのコンテンツからすると少々バランスが悪いので、ランニング関係のみ抜粋して別格納することにしました。そういう意味では、よしだまさしさんがガラクタ風雲の大丈夫日記でテニスと古本と映画をうまくリミックスしているのは凄いなあと改めて思います。


10/02/19
ハナシをノベルのお知らせ!

・第22回。今回は新作&リメイク特集。特集というかそのままです。平日開催、ノー残業デイ(うちは違うが)水曜日! 

・ 第22回 落語再生公開堂「ハナシをノベル!!」

 2月24日(日曜日) 午後19時00分開演
 入場料 当日2000円(前売りは事前にメール)
 出演 月亭八天
 助演 笑福亭恭瓶、月亭八斗
 演目  「時の旅」(作・小林泰三) 「お楽しみ」(作・高田豪) 月亭八天、小林泰三、高田豪、田中啓文氏らによるトークコーナーあります。
 場所 大阪市中央公会堂地下大会議室 地図はこちら。地下鉄御堂筋線・京阪「淀屋橋」駅、さらに「なにわ橋」駅も使用可

・前回に引き続き、一作がリメイク、一作が新作というパターンのようです。ここのところ、このパターンは非常に充実しているので注目です。


10/02/18
・(ランニング日記8)さてー、『東京マラソンを走りたい』。何度もキーボードでこの言葉を叩いているうちに、小生自身がフルマラソンとかその気になるかというと、こればかりはまだその気になるには至りません。フルマラソンとかその前に、俺には乗り越えなければならなハードルがあるのだ。

・実は次の週末に、現在の居住地である某市が主催する市民マラソン大会がある。河川敷のフラットコース、しかも最長でも10Km、全国的にはおろか地元でも無名、恐らく東京のように大挙して市民ランナーが押し寄せてくることもない、きっと平和な大会に違いない。焼き肉をかけて走るような不心得者もいないだろう。これなら、これならもしかすると参加しても、隅っこで大人しく走っていれば、他の参加者から怒られないかも。(なんか、足が遅いと"真剣ランナー"の皆さんから迫害されるような気がしてならないのです「おらおらー、のけのけー!」とか)。

・……先月、このマラソン大会の申し込み時期、真剣にどうしようか考えていた。煩悶といっていいくらい。家人によれば、パソコンの画面の前で「うー」とか「あー」とか言いながら固まっていたらしい。しかし、その時期はまだばりばりの病み上がり(手術で入院していた)。大会は一ヶ月後。その時点での回復具合が読めなかったことが一つ、そして参加部門を決められなかったことが真の理由だ。どっちにしろ応募は往復ハガキなのでパソコン前でいくら悩もうがあまり関係なかったのだが。

・そもそもこの市民大会はナゾに包まれている(オレ的に)。最長距離になるのが、先にも書いた通り「競走・10Km」である。これはきっと某市居住のハーフやフルマラソンを走るような人が練習代わりに走ったり、元陸上部とか、年季の入った長距離走者がごりごりと肘をぶつけ合いながら「うらー、おらー」とか言いながら戦ったりしているに違いなく、初心者はきっと道端のゴミを見るような、軽蔑含みの視線で一瞥されるに違いない(ひどい妄想だ)。これはもう少し自信が出てからにしよう。

・問題は、自分が参加を検討していたカテゴリにある。それよりももう少し短いところでどうよ。しかしそこには「競走の部・5Km」、そしてもうひとつ「ジョギングの部・5Km」が両方存在するのだ。ジョギングと競走って両方ランニングじゃないんですか?? オレが参加すべきなのはジョギングなのか競走なのか? そもそもスピードだけの違いなのか、誰か教えてクレヨン! と悩み続け、結局今に至っている。答えは分からない。

・ついでに「競走の部・3Km」と「ジョギングの部・3Km」も両方あり、これまた微妙。競走の3Kmって、中長距離でもスピードあるランナーがものすごいスピードで駆け抜けていくレース……なのかもしれない。違うかもしれない。どっちなんだ、はううう! 確実に内容が想像できるのは、「ファミリージョギング・1.5Km」。幼稚園を通じての別ルートから参加のお願いが来ていたくらいだから、子供と一緒にてろてろと走る企画ですよね。さすがに。……いや、まさか子どもが疲れて走らなくなったら背中に背負って走り抜けと? なんという軍隊。恐ろしや某市!

・当然今日も走らず。本は読んだが感想は今日もなし。


10/02/17
・(ランニング日記7)走れないまま、少し考えた結果、ランニング日記を続けてみることにした。ま、これも広い意味では『東京マラソンを走りたい』で述べられているあるポイントと重なるのだけれども。これから淡々と事実を述べてゆくつもりですが、自分語りとか気に入らない方はご遠慮くださいませ。だから読んでから文句言うの無しね。

・ここまで(ランニング日記)などと偉そうに書いてはきたが、これまで六日分つけて走ってるのはうち半分。今日も走ってないので、さらに比率は下がって七分の三でしかない。フクの自己中心的走る走る詐欺。なので題名は……思い付かないのでまた考える。とりあえず仮題:「らんなあ自己中心派」。……この響きはどこか懐かしいものがあるのだが気のせいだと思おう。(嘘、パクリやん)。

・さて。普段ならミステリ絡みのネタ造りに苦しみ、最近は別に書かなくてもいいやと開き直り、そして上方落語の予告とか記録とか書く欄だと思われているこの雑文コーナー(近くハナノベはあるのでまた告知は書く)。変化のきっかけは再三書いている通り、『東京マラソンを走りたい』を読んだのが最大の理由。この本の感想はどうまとめようか迷っているところ。ただ、知り合いや知り合いじゃない人のネット書評とかつらつら眺めていると凄いことに気付いた。どうもこの本、ランに関して、ものすごいモチベーターになっているようにみえるのだ。読み終わると誰もがそれまでの自分以上に走りたくなる。元から東京マラソンに出るレベル人は決意を新たに練習に出かけ、ハーフのランナーはフルマラソン参戦を心に誓い、5Kmランナーは、市民大会への登録というステップを上るという野望を抱く。何よりも普段運動していなかったような人も「少しくらいなら走ってみようかな?」という気になるようなのだ。いずれ、『東京マラソンを走りたい』を読んで走るモチベーションを高め、遊び心を胸に抱きながら、喜国さんのようなランに憧れるランナーたちが「キクマー」きくに・さひこ、だから)と呼ばれる時代が来るに違いない。新書がそのブームのきっかけというのもカツマーみたいでいんじゃないですか。

『東京マラソンを走りたい』、略して……東マ○? これは喜国さん決めて下さい。

・なんのかんので今日も走らず。本は読んだが感想はなし。


10/02/14
・(ランニング日記6)バレンタインデー? 何それ走れるの? ……ということで、日曜日。しかーし、一旦早朝に起きてて、昨晩の湿布を剥がしてとんとんジャンプする、アキレス腱を伸ばす、屈伸する。動きは昨日と同じ。なのだが、痛い! 階段の上り下りにもなんか違和感があるし、昨日よりどうやら悪化してしまったようだ。ここは決断のしどころ、仕方ないのでランはお休み。柔軟体操をして二度寝する。休む日ですね。普通にのんびりして、買い物で夕方に家を出た時に小走りした感じだと、たぶん大丈夫。走るのとは別のかたちに甲を曲げたりすると多少痛む感じだが、普通にしているぶんには大丈夫みたいだ。まあ、痛くなくなるに越したことはない。

・次の週末は一泊二日で出掛ける予定。行きたいような行きたくないような。しかし、このままだとまる二週間走らない可能性が高いなあ。あと、今日は別原稿の関係で感想も無し。


10/02/13
・正式な題名は東京マラソンを走りたい ギャグ漫画家 50歳のフルマラソン(小学館101新書)でした。走らない日はこの本について書くことにしよう。

・(ランニング日記5)2/13(土)。朝。気になるのは左足の甲の痛み。一晩貼った湿布を剥がしてとんとんとジャンプする、アキレス腱を伸ばす、屈伸する。うん、なんとかなるのではないか。なりそうだ。いや、大丈夫、大丈夫に違いない。柔軟体操をしてからランに出発。しかーし、案の定、数百メートルもいかないうちに痛みが少しずつぶり返す。

・走れないほどではないけれど、なんとなく痛みを庇うような歪んだ走り方になっているような気がする。これは良く無さそうだ、ということで従来コースに変更。スピードも抑えて帰宅。出た時と同じくらいの痛みのまま。帰って我流アイシングをしてみる。ケーキとかに入っている保冷剤を痛むところに当てるだけ。保冷剤が溶けたら終わり。あと、湿布をまた貼って日常生活に戻る。試しに少しひねったかたちにするとやはり痛む。さて、明日はどうする?


10/02/12
・(ランニング日記4)通常出勤なのでランは無し。しかし仕事をしながら朝早起きをして、少し走ってから出勤するというのも悪くないとか妄想が始まる。先週から痛めている足の甲。何もしなければどうということはないのだが、力をかけると鈍い痛みが出る。走行は分からないものの、通常歩行には問題なし。あと多少なりとも痛みが引けば、と昨晩から湿布を続けている。

・状態について調べてみたところ、痛みの種類や場所から類推するに、足の腱鞘炎のようなものである可能性大。急に激しいランニングをしたりしたら出ることがある……ふんふん。ってオレのことか。明日は足と相談。


10/02/11
・喜国雅彦 東京マラソンを走りたい(小学館101新書)……は、薄い本なので当然読了しているけれど、感想は別途。個人的には名著の殿堂入り。とりあえず周囲に布教だ。

・(ランニング日記3)待ちに待った休日、しかも週中にあるなんてボーナス気分という建国記念日。ただ走れるというだけでこんなに気分が高揚するなんて。ちなみに日曜日に痛めた足の甲はまだ実は鈍く痛みがあり、少しずつ痛みが引いてきている状態。我慢できそうだ。我慢できなくなったら止めればいいことだし。そして幸いこれまでの蓄積か、筋肉痛らしい筋肉痛は無し。今日は今日とて胸に期すところあり、とことこと出発。

・帰宅。うおー、足(の甲)痛え。最初から最後まで一定のペースで痛いという感じでした。ただ、目標達成。前回は走行時間が約一時間で9km少しということだったので、あと十五分余計に走るというのが今日の目標だったのだ。日曜日コースを少しだけ延長、ほとんど歩くようなスピードでとことこ走ってなんとか時間目標をクリア。シミュレーターで計測してみると10.4km。よし、初の10km越え。人生最長距離走行をまたしても更新だ。

・しかし、疲れが出てまた昼寝してしまったり、食べたりしているので体重は全く変わりません。増えるに至っていないだけ良しとすべきなのか。そもそもそんなものなのか。あと感想も全然書けなかったし。


10/02/08
・(ランニング日記2)日曜日はとりあえず9km走ってみた。いきなり人生のなかで最長距離走行のような気がする。しんどかったけれども気持ち良かった。が、足の甲が痛くなってギブアップ。筋肉でもなく骨の部分。擦れたわけでもなし……。

・で、何が問題かって走り終わってしばらくすると猛烈に眠くなること。日曜の夜から月曜の朝にかけて9時間寝た。子どもですか。筋肉痛はまだよく分からない。たぶんこれから。


10/02/06
・諸事情で出勤することになってしまい、サイン会にはやはり行けへんかった……。

・(ランニング日記)……が、年明けに入手したまま読めていなかった、喜国雅彦 東京マラソンを走りたい(小学館101新書)(リンク先が微妙に合っていないような気もするけど、まあいいでしょ)を何となく七十ページばかり昨晩読んだのはまずかった。もともと昨年からずっと週末だけ三〜四Km流す程度のジョガーだったのが、もしかすると自分のなかにある何かがふつふつと目覚めちゃったかも。つまりは、なんかもしかするとオレは、ジョガーからランナーに昇格しなければならないのではないかと血迷った思いをいきなり抱き出したわけだ。とりあえず今朝は(仕事なのに)わざわざ早起きしてからランニング(距離はいつもより長いとはいえ、秘す)。それから出勤。体力的に整っていないので平日には出来ない所業だなあ。でも、キクニさん、そんな初心者段階から十kmとか二十kmとか走ってたんですか? 

・さっき百四十ページまで読んだ。「夏油温泉殺人事件」の感想書いている場合じゃない。今から寝て明日も走る。


10/02/05
・明日というか、今日ですね。MYSCONのゲストにも来ていただきました湊かなえさんのサイン会です。

■湊かなえ『Nのために』刊行記念サイン会(大阪・梅田)
 日時:2010年2月6日(土) 14:00〜  場所:紀伊國屋書店梅田本店1F特設会場
 整理券配布場所:2番カウンター
 お問い合わせ:紀伊國屋書店梅田本店(TEL:06-6372-5821)
参加方法:1月27日(水)発売の『Nのために』をお買い上げのお客様先着100名様に整理券を配布いたします。 注意:サインは『Nのために』と、湊かなえさんの既刊本1点までとさせていただきます。また、整理券はおひとり様、1枚までとさせていただきます。

 ・紀伊國屋書店梅田本店告知ページはこちら  

・翌日2/7は福山に移動されるようです。啓文社ポートプラザ店告知ページはこちら


10/01/28
・いろいろありまして、またもや更新する暇なし。

・前回の更新から現在までにありました悲しいニュース……。北森鴻さんの冥福を心よりお祈り申し上げます。冬狐堂シリーズ、花師・佐月恭壱、蓮丈那智フィールドファイル、寺男・有馬次郎、そして香菜里屋シリーズ。全体の世界が底の方で繋がっているというか、かっちりした世界構築に長じられていました。何を読んでも水準以上、本当に外れのないミステリ作家として大ファンでした。寂しいなあ。


10/01/21
・前に述べていた予想の通り、なんとか一週間と少しで復帰することができました。

・どうやら乱歩賞作家・森雅裕さんの新刊(エッセイ)が出た模様ですね。しかし、復刊や私家版を除く商業出版の新作というかたちとなると、なんと十年ぶりだとのこと。