THE INVESTIGATION REPORT OF NERVOUS BREAKDOWN 9
THE INVESTIGATION REPORT OF NERVOUS BREAKDOWN 6
 調査レポート その9

元ネタ調査結果と簡単ストーリー紹介


REPORT 58-59 バイバイ・エンゼル

   バイバイ・エンジェル
   笠井 潔

フランスを舞台にした矢吹駆シリーズの伝説的第一作にして笠井氏のデビュー作品。アパルトマンで女性が首を切り落とされ、殺された事件。思想的な問題も絡んで非常に難解ながら、読み応えのある傑作。

STORY
ブルー地にホワイトのスポットの入ったという珍しいエンゼルフィッシュを見るために、伊豆の好事家の別荘に赴く三輪と美矢。しかし突然の地震でその館に至る一本道は閉ざされてしまい、その事故で別荘に向かっていた一人が死亡する。その不穏な雰囲気の中で、別荘の持ち主の恋人が死体となって発見される。


REPORT 60 ほねおしみの埋葬

   お楽しみの埋葬
   E・クリスビン

yoshirさんより情報を頂きました。(98/08/21)ありがとうございます。

STORY
借金のごたごたで一人の男が山中に相手の男の死体を埋めたことを自白。現場検証が行われるが、埋めた筈の死体は見つからなかった。本人も反省の色が濃く偽りを供述しているフシは見られない。岩さんは平九郎の許を訪れ、その事件の話を語りだした。


REPORT 61-62 盛久(もるぐ)街の殺人

   モルグ街の殺人
   E・A・ポー

推理小説の嚆矢とも言われる伝説的作品。不可能的状況下での殺人事件と、その想像を絶する解決は、百年以上前に書かれた作品とは思えない。正に奇想。

STORY
とうとう美矢が気の進まないながら、祖父鉄之介の命を受けお見合いに。ところがその場所に現れたのが財閥グループの次男坊のとんでもなくいい男。薬品会社に勤める彼に心惹かれた美矢はデートを重ね、彼の良さに嵌っていく。ところが彼の会社では「猿」による殺人事件が勃発していた。そしてその殺人猿は研究所を脱走、街は大騒ぎとなる。


REPORT 63 レディ・ハートブレイク

   レディ・ハートブレイク
   S・パレッキー

『サマータイム・ブルース』などで知られるシカゴの女探偵ウォーショースキーものの第四作。この作品は未読。

STORY
ある夏の水曜日、ペンションである女子大生が傷心の自殺。そして、次の夏からアベックが水曜日になると襲われる、という謎の事件がその地域で発生した。この事件の調査をするのは安堂と、前回の失恋の傷が癒えない美矢。果たして。


REPORT 64 「     」

   「……」
   大島やすいち

ページ開設より二年。ついに空白だったこの作品の元ネタが判明致しました。大島やすいちさんの描く漫画「おやこ刑事」の中にある全編サイレンスの上記作品が元ネタ、とだったということです。小説以外から、ということで難航しましたが、たまたま本サイトを御覧になって下さった『なあばす』を学研で担当されていた方から、直接教えて頂くことが出来ました。多謝します。(00/08/15)

STORY
フク的、なあばすぶれいくだうん全シリーズの中の最高傑作!
何と言っても全編、無音。台詞はおろか効果音もなし。ラリー大会で優勝した三輪に訪れる災害と不思議な事件。この作品だけは黙って一人で読んで欲しい。