終戦後ロシアからの引揚者たちが利用していたことが始まりと思われます。
私の父が石綿鉱山で勤務しており、ここで一緒に働いていた引揚者たちが飲んでいたとのことことですが残念なことに当時は周囲に広まることはありませんでした。
(カバノアナタケの形や黒い液体を口に入れることに抵抗を感じていたようです。)
現在それぞれの両親が他界して疎遠気味ではあるがその子孫たちは現在も私の近くに住んでおります。
私が調べた文献にはそれらしいキノコ名は見つからず、
もし利用されていたのならアイヌ語のキノコの名があって当然なのだが?。
新ひだか町はシャクシャインの戦いがあったところです。
アイヌの人たちが多く住んでいるがそのような歴史は知らないとのことです。
1970年ソルジェニーツインがノーベル賞を受賞し著者の体験を基に書かれた「ガン病棟」が多くの人達に読まれてからのことです。
その後テレビや新聞、雑誌などで報道されカバノアナタケ茶のブームとなる。
「ガン病棟」は新潮社より昭和46年に発刊されている。
私が確認した樹木
シラカバ、 ダケカンバ、 ウダイカンバ、 ヤエガワカンバ(コオノオレ) 、 ケヤマハンノキ 、エゾマツ、アカエゾマツ。
未確認だが出るといわれる樹木
ナナカマド、 ブナ、 ニレ、 カエデ、 その他のハンノキ類
亜綱 : 帽菌亜綱 Hymenomycetidae
目: ヒダナシタケ目 Aphyllophorales
科 : タバコウロコタケ科 Hymenochaetaceae
属 : カバノアナタケ属 Fuscoporia
種 : カバノアナタケ(チャーガ) Fuscoporia obliqua Aoshi.
カンバ類 生立木の樹幹に発生。きのこは、塊状 背着生で非常に 大型の菌核を形成する。 表面は黒く
縦横に亀裂を生じ石炭状、全面に気孔が並び 胞子は楕円形、淡褐色。
ロシア語名「チャガ」は [古い幹にできる黒いきのこの様なこぶ] からきているといわれる。
カバノアナタケは、樹皮を巻き込みまた内部にも深く侵入しながら成長し
寿命は50年以上も生き続けるという。この生命力には感嘆させられる。だが生きた木にしか生えないため、着生した木が枯れるとカバノアナタケの寿命も終わる。
写真左:極端な例ではあるが白樺の樹皮を年輪のように巻き込んでいる状態がよくわかるカバノアナタケ
写真右:名前の由来?ともなった穴の開いたカバノアナタケ。穴は大小さまざまであるが3〜4ケに一個位の割合で穴あきが見られます。
裏庭のカバノキに生えているカバノアナタケ。観察を続けておよそ10年以上たつが、
成長は年に数ミリ程度と非常に遅い。
とても痛々しく見える白樺だが枯れるような気配はない。
急激に乾燥させると収縮により内部成分が表面に浮き出し白い結晶ができる。