※ 編成について
   M : 2パートのマンドリン・マンドラ・マンドロンチェロ・ベース・ギターの6パート
   P : 打楽器
   F : フルート

前奏曲第1番「誓い」

 作曲 : 1987年
 初演 : ノートルダム清心女子短期大学ギター・マンドリンクラブ
 演奏時間4分  編成 : M
 

  本曲は友人の結婚式の為に作ったものです。本当の初演はもちろん結婚式でした。
 曲は全パートB(シ)の音を合わせて始める事から、幸せ(シ合わせ)の前奏曲となっています。
 結婚をする花嫁の気持ちを曲にしたもので、曲中には両親から娘に贈る言葉、そして娘から両親に  贈る言葉のシーンが出てきます。どのフレーズなのか想像しながらお聴き下さい。



前奏曲第2番「悲しみの向こうに」

 作曲 : 1996年
 初演 : 広島文教女子大学マンドリンクラブ
 演奏時間 10分  編成 : M P F

  1992年、私の尊敬していた指揮者の方が亡くなられ、その追悼演奏の為に作曲したのもです。
 その方との思い出を回想しながら、そして残されたご家族を励ます為に一生懸命音符を並べましたが
 残念ながら本当の悲しみは、こんな曲ではとても癒されるものではありませんでした。
  その後再演したくないと考え楽譜をしまいこんでいたのですが、初演時の学生達の熱意に、改作し
 演奏する事となりました。曲は前半の心の揺れ動く部分、そして後半の元気を取り戻していく部分に
 分かれ、結論が出ないまま曲が終わってしまいます。


前奏曲第3番「旅立ち」

 作曲 : 1993年
 初演 : 広島市民マンドリンクラブ
 演奏時間 3分  編成 : M F

  本曲は後輩(現楽団員)の結婚式の為に作曲したものです。この前奏曲シリーズはシンプルな曲ばかり
 ですが、私の音楽の原点を感じる事ができると思います。聴いて楽しい曲、悲しい曲。風景が浮かんでく
 る曲。そしてこれらの曲には何らかのメッセージを込めて作っています。
  部屋でリラックスしている時に聴いてほしいですね。


前奏曲第4番「潮騒」

 作曲 : 1983年
 初演 : 広島工業大学マンドリンクラブ(原曲「潮騒の詩」は広島学生連盟卒演)
 演奏時間 13分  編成 M

  遠い昔、マンドリンを始めた頃、友人との合奏が楽しくて「新ネタ」といいながらたくさんの曲を作って
 いました。そんな学生時代に作った曲をメドレーにした作品です。私の通っていた学校は海が近くにあり、
 その海辺は友達との語らいの場だったり、デートの場所でした。本曲はその海をテーマにした5つの部分で
 構成されています。太陽が昇り、海の生物が躍動し、それて夕暮れを迎えるという海辺の一日です。季節に
 よって、また時間によって海は色々な情景を見せてくれます。そんな風景を思い浮かべながらお聴き下さい。


前奏曲第5番「南風」

 作曲 : 1994年
 初演 : ノートルダム清心女子短期大学ギター・マンドリンクラブ
 演奏時間 6分  編成 M

  本曲は与論島に行った際に、青い海から吹いてくる心地よい潮風を感じながら作った曲です。
 本来ギターとマンドリンの2重奏でしたが、初演のメンバーの子達に気にいってもらい、合奏曲に編曲しま
 した。南の島では時間がゆっくりと流れているような気がします。そんなのんびりとした時間の中にいると、
 心地よい風にいつのまにやらウトウトしてしまいます。曲はゆったりとしたテンポで、風が吹くように揺れ
 ます。そんな私が感じた南の島の香りを味わってみて下さい。


前奏曲第6番「海の見える丘」

 作曲 : 2000年
 初演 : 一番星
 演奏時間 5分  編成 MP(ツリーチャイム)

  この曲の原曲はマンドリンとマンドラとギターの三重奏です。かわいい後輩たちの為に作曲しました。
 この曲でいう海とは尾道の千光寺公園から見える海です。この尾道は映画の舞台としても有名ですが、私自身
 も尾道では色々とドラマがありました。そんな思い出を綴った作品です。


前奏曲第7番「マンドリンの森」

 作曲 : 2000年
 初演 : 楽団「プロムナード」
 演奏時間 5分  編成 MP(水笛など)

  楽団のセカンドコンサートオープニングで使用した曲です。マンドセロ(初演ではベースでした)とマンドリン
 の長いソロがあります。また楽団は七つの音色を追求しており(笑)その中の一つ、mute奏法が出てきます。
 これは森に生きるすべての命を表現しています。


前奏曲第8番「いつか来た海」

 作曲 : 2003年
 初演 : 楽団「プロムナード」
 演奏時間 5分  編成 MP(ツリーチャイム)

  遠くから聴こえてくるゴォーという海の音。
 それから白いしぶきをあげる波の音。そして足元に流れる潮の音。
 すべて私のふるさとの音です。


前奏曲第9番「白い風景」

 作曲 : 2004年
 初演 : 楽団「プロムナード」&アレグレッツァ
 演奏時間 4分  編成 M

  
  「白い風景」というタイトルから、また曲を聴いてイメージされる色々な風景。
 どんな想像をして頂いてもかまいません。それぞれの「白い風景」を思い出して頂けたらと思っています。
 私は「白い雪」、初演はクリスマスコンサートでした。
 マンドリンとギターの二重奏から生まれた曲です。曲の紹介はマンドリン・ギター二重奏のページをご覧下さい。


前奏曲第10番「夕日に包まれる港」

 作曲 : 2008年
 初演 : 北九州マンドリン連盟(予定)
 演奏時間 3分30秒  編成 M

  
  マンドリニスト桝川千明さんの為に作曲したマンドリンorマンドラの為の独奏曲「北九州三部作」の中の
 一曲を合奏曲にアレンジしなおしたものです。北九州市の門司港の風景を題材としています。門司港レトロ地区
 は私がオススメする観光スポットのひとつ。私が北九州で初めて演奏した舞台でもあります。門司港駅から港に
 向かって歩いていくと、古い建物が次々と見えてきます。きっと恋人と二人で歩いたら最高です! 
 ぜひ、いらして下さい。港は夕暮れ、最後に星が光って曲が閉じます。
 


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