中国縦断の旅

             老龍頭            
               山海関                      山海関・老龍頭    4.17.

 今回の旅の最大の目的は、「天下第一関」とも呼ばれる、この「山海関」を訪れることにあった。私が万里長城を初めて目の当たりにしたのは北京近郊の「八達嶺」だったが、その後、長城の最西端とされている嘉峪関をはじめ、中国各地で多くの万里長城を見て来た。敦煌西方にある漢代の長城(嘉峪関の更に西に延びている)、張掖〜武威にかけて遥かゴビ灘の中に延々と続く土の長城、蘭州〜銀川に向かって連なる漢代と明代の二重の長城などである。そして、いつかは必ず訪れようと思っていたのが、万里長城の東端に位置する「山海関」であり、渤海に突き出した正に長城の果てと もい うべき「老龍頭」であった。
 山海関は北からの脅威に備えるために明代(1381年)に造られた要塞である。 周囲は高さ14メートルの堅固な城壁で囲まれ、4つの城門がある。 天下第一関と書かれた扁額のある城楼周辺の長城は、城壁の厚さが15メートルもあり、騎馬7〜8頭が並んで進めたという。 
 
 4月17日。北京発7:30・秦皇島行きの「T509次・特快・2等座車」に乗った。秦皇島まで丁度3時間。
駅前の「鉄路賓館」にチェックインしたあと、33路バスで山海関に向かった。秦皇島からは約15キロ離れており、約30分で山海関の「南門」に着いた。先に「老龍頭」に行ってみることにし、南門前から25路バスに乗った。老龍頭までは約10分。バスを降りると「長城文化奇観園」というのがあり、間違って入りそうになったが、目指す老龍頭の入場ゲートは更に200mぐらい先だった。 
              山海関            

宇海城と書かれた北門ゲート

澄海楼に登る石造りの馬道

老龍頭にて

万里長城の東端

老龍頭の西にある海神廟

澄海楼から海岸に下りる。
海神廟
海神廟の先端に建つ天后宮
老龍頭を海から眺めるボート
老龍頭を海から眺めようと思い、海岸で暇そうに
していたボートのオジサンと交渉。
100元→50元→最後に30元(450円)で成立。

ここが正に万里長城の東端

海上から見た澄海楼(左)と渤海に突き出した「老龍頭」

再び25路バスで市内の天下第一関バス停まで戻り、歩いて山海関に向かった。

「天下第一関」と書かれた扁額
山海関に登る馬道
鎮東楼とも呼ばれる天下第一関城楼
角山の麓にあって、渤海に連なる
ことから「山海関」と呼ばれる。
北西に角山長城が見える。

角山長城に続く土の城壁

鎮東楼から続く城壁の上

臨閭楼と書かれた城楼

市内で修理中だった城壁:
内部の構造が良く分かる。

やけに幅広く造られた城壁(先の方に臨閭楼が見える)

山海関の町にも都市再開発の波押し寄せていた。

城壁内の住宅地にて

この界隈もいずれは姿を消しそう。

          How to get there :                      1元=約15円
<北京〜秦皇島>
・T509新空調特快・所要3時間。2等座車:75元。
*北京発7:30〜秦皇島着10:28
<秦皇島〜山海関>
・33路バス(写真・左)で南門下車。所要約30分。往復4元。
*駅前から少し離れた国道沿いの協和医院バス停から乗車。
<南門〜老龍頭>
・25路バスで約10分。往復2元。老龍頭入場料:50 元。
・老龍頭を海から見るボート:約15分・30元
<山海関>
・南門又は天下第一関バス停から徒歩15分。
 入場料:50 元(含む長城博物館)。

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