■2×4(ツーバイフォー)材/1×4(ワンバイフォー)材とは
 
  

2x4(ツーバイフォー)材
1x4(ワンバイフォー)材
  


2×4(ツーバイフォー)材とは文字通りもともと2×4(ツーバイフォー)工法住宅等に用いる木材で、ディメンションランバー(規格寸法材料)の一種です。2×4材の殆どは北米(アメリカ・カナダ)から輸入されています。

※2×4工法住宅をごく簡単に説明すると、2インチ×4インチの柱を数多く立てる工法です。一方、日本の軸組み工法は約120ミリ位の角柱を要所要所に立てる工法です。

1インチは25.4oなので、2インチは50.8o、4インチは101.6oとなるところなのですが、 2×4材の寸法は少し小さめで、下表のようになっています。2インチといっても、実際は1 9/16インチで、さらに木材の乾燥による縮みも配慮した寸法となっているようです。

「木が乾燥?」と思われるかもしれませんが、立ち木は大量の水分を含んでおり、そのままでは使い物になりません。我々が、目にする木材は人工的に乾燥させているものなのです。

■2×4材の名目寸法と実際寸法
名目寸法
2インチ
4インチ
6インチ
8インチ
10インチ
12インチ
実際寸法
Green材
1 9/16インチ
3 9/16インチ
5 5/8インチ
7 1/2インチ
9 1/2インチ
11 1/2インチ
KD材
1 1/2インチ
3 1/2インチ
5 1/2インチ
7 1/4インチ
9 1/4インチ
11 1/4インチ

Green材とは未乾燥材のことでホームセンターの店頭に並ぶことはありませんが(緑色をした2x4材を見かけますが、これは防虫防腐剤の色で、ここでいうGreen材とは全く関係ありません)

KD材(ケーディーざい)とは乾燥材のことで、規格としては含水率19%以下の乾燥材をさします。乾燥により収縮するのでKD材はGreen材より一回り小さいということです。

以上の流れで、1インチは19o、2インチは38o、4インチは89oとなり、ホームセンターなどで見かける材料は下表のような寸法となっている訳です。(もともとの”インチ”寸法とはかけはなれているので日本人にはどうも馴染まないですね)


1×4
2×4
2×6
2×8
2×10
19×89(o)
38×89(o)
38×140(o)
38×184(o)
38×235(o)

■2×4材とS.P.F材(エスピーエフざい)

2×4材とS.P.F材(エスピーエフざい)がよく混同されていますが、「2×4材」はサイズを示す呼び名、「S.P.F材」は材質を示す呼び名です。

もっとも、日本で流通している「2×4材」の材質は殆どが「S.P.F材」ですし、「S.P.F材」の殆どが「2×4材」ですので混同されても実害はあまりない様です。



S.P.F材(エスピーエフざい)とは、「スプルース」のS、「パイン」のP、「ファー」のFのことです。

北米では木材の流通の際、樹種グループでの取引がされており、樹種の厳密な特定はしないようです。つまり、S.P.F材とは、「スプルース、パイン、ファーのどれか」ということになるでしょうか。※「スプルース」は日本でも同名で流通しています。、「パイン」は松の一種、「ファー」はモミの一種です。

カナダ林産審議会にも情報が紹介されています。

■ホワイトウッド

最近は、ホームセンターの店頭に「ホワイトウッド」なる材料が並ぶようになりました。読んで字のごとく木肌が白っぽい材料です。

S.P.F材が北米産なのに対し、ホワイトウッドは北欧産です。私の感覚では、最近はホームセンターで見かける1X4材は「ホワイトウッド」が殆どのような気がします。S.P.F材ととてもよく似ていて木造軸組み工法のでも多用されています。

「ホワイトウッド」について、村上木材さんのHPによれば”ヨーロッパスプルース、ノルウエイスプルース”と記載されており、スプルース材のヨーロッパ版と考えてよさそうです。