BANANA

☆バナナの話☆

(1)バナナはどこで作っているの?
バナナはバショウ科の多年草で北緯30度から南緯30度までのバナナラインといわれる地域で生産されています。
年間降水量が2500mm、平均気温27度の湿った気候が最適とされています。日本でも沖縄県や小笠原諸島では
島バナナ(小笠原亜種)と呼ばれるバナナが栽培されています。日本人はバナナはほとんど生で食べますが、
バナナ年間生産量4000万トンのうち生食用のバナナは20%にすぎません。また日本に輸出している国はフィリピン、
エクアドル、台湾が大半を占めます。

(2)最近流行のプレミアムバナナ(高地栽培)はおいしいの?
最近よく見かけるプレミアムバナナ。値段は少し高いがよく売れているようです。どこが違うのでしょうか?
製品のラベルでもよくアピールされていますが、高地で栽培されているところが大きな違いです。バナナの苗は通常
11ヶ月で収穫しますが、高地栽培だと昼夜の温度差が大きく13ヶ月かかります。夜の温度の低い間に養分を蓄え
じっくりと熟成させたのでおいしいといわれています。また、高地の傾斜地では余分な水分がたまらず(水はけがよい
ことが重要)中身の濃厚なバナナができるとも言われています。
(3)バナナの食べごろは?

A) オールグリーン日本に輸入されたときの色(この色のときしか輸入できない)
B) ライトグリーン室に入れ追熟の最初の段階
C) ハーフグリーン黄色と緑が半々の状態。長距離の出荷はこの段階で出荷する。まだまだ!
D) ハーフイエロー大半が薄い黄色の状態。がまんがまん!
E)グリーンチップ全体は黄色だが両端に緑が残る。主に店頭に並ぶのはこの段階。見た目はいいがもうすこし!
F) フルイエロー全体が黄色。食べ頃!
G) スター黄色にところどころ黒い斑点が現れる。これをシュガースポットとも言う。栄養価も一番いい時期。最高!

(4)バナナラベルとは
バナナラベルはテストケースとしてMELORIPEが初めて使用しました。そして、継続して使用されるようになったのは
イギリスの大農園Fyffesが記録として残る最初といわれています。チキータが最初という説もありますがはっきり記録
として残るのはやはりFyffesのようです。それまでは、消費者がブランドを選ぶ手段がなかったわけです。
今となっては当たり前の事ですが当時は画期的なことだったことでしょう。バナナラベルとは、バナナに直接貼られた
ものを言います。袋やラップの上に張られたものはこれとは区別してパックラベル、ラップラベルといいこれを集めている
コレクターもいます。バナナラベルがどこで貼られるかは大きく分けて3通りあります。@生産地で貼られるもの 
A輸入会社で販売店(スパー等)のオリジナルラベルを貼るもの B店のオリジナルラベルを店頭で貼るもの

(5)ラベルの数字と記号
バナナラベルにはよく4桁の数字を見かけます。これは野菜や果物の種類や大きさを数字で表しPrice-Look Up Codes
(PLU Codes)といいます。たとえば私たちがよく食べるキャベンディッシュという種類は#4011ExtraLarge)
,#4186(Large)であらわしています。詳しくはLINK!『アボカドコレクション』。のページで書かれています



              

また、チキータのラベルに記されているアルファベットはバナナの産地を表しています。たとえば、  
              

A  パナマ
B  メキシコ
C  コロンビア
D  フィリピン
E  エクアドル
G  コスタリカ
H  ホンデュラス
J  コロンビア
L  コスタリカ
M  メキシコ
N  カナリア諸島
P  パナマ
Q  フランス領マルティニーク
R  ドミニカ
S  スリナム
T  コロンビア
U  グアテマラ
V  コートジボアール
X  コスタリカZ  グアドループ(カリブ諸島)

(6)コレクター事情
コレクターが多い地域はアメリカ大陸およびヨーロッパです。国別でいうとアメリカ、ドイツに多くコレクション歴の
長い方が多いのもこの地域です。最近、コレクターの数が増えつつある地域としてはチェコ、エクアドル、そして
日本です。現在、コレクション数ではアメリカのコレクターが一番だといわれていますが、エクアドル(バナナの主要産地)
のコレクターの急進でトップの地位が入れ替わろうとしています。しかし何と言ってもアメリカのコレクターはコレクション歴
40年の第一人者。質の面を合わせて評価するとトップの地位は揺るぎそうもありません。
日本のコレクター事情は現在、20人ほどおられるのではないでしょうか。歴史的には約20年位前から集めておられる
方が数人。その頃はコレクションとして確立していたわけでなく、個人的な趣味でペタペタと残していたという感で、そのため
多くの数は残ってなく貴重なものが多い。コレクターが多くなったのはやはりインターネットの普及が大きく私自身
この影響で大きくコレクション数を伸ばし現在6000種以上となりました。

(7)微妙な違いでレアラベル。
バナナラベルには同じ会社のラベルでも微妙な違いや色違いのものがあったりします。そのわずかな違いがレアラベルで
あったりそうでなかったりと、楽しめます。
     以下のラベルは左側のものがよく見かける普通のラベルですが、右側のラベルになるとレアラベルとなります。
参考までにレア度を星の数であらわしています。☆の数が多いほどレア度は高いといえます。最高は5ッ星

oke oke
ラベルの切り込みの位置が左上が通常だが右のラベルは左下に。おそらく加工時の抜きが反対になったエラーものだと思われる。   レア度 ☆☆☆
Chiquita COSTARICA VINTAGE Chiquita COSTARICA VINTAGE
通常はキャラクターの”ミスチキータ”が左手を上げているが右側のラベルは右手を上げている。これも印刷時のエラーものだろう。   レア度 ☆☆☆☆☆
BANACOL BANACOL
普通は回りに黒い囲みがあるが右側のラベルは囲みなし。   レア度 ☆☆☆☆
eden eden
左の通常ラベルはEdenの文字の下に細い線と太い線の二重線だが右のラベルは太線のみのレアラベル。   レア度 ☆☆☆
Chiquita Chiquita
チキータは青ラベルが定番だが赤ラベルも存在。   レア度 ☆☆☆☆
FIELDER FIELDER
これもチキータ同様紺色が定番だが赤ラベルは珍しい。   レア度 ☆☆☆
eden eden mini
edenのミニバナナ専用ラベルは黄色。海外のコレクターのページでよく見るedenも黄色のラベルは珍しい。   レア度 ☆☆☆
Iguanas Bananas Iguanas Bananas
私のお気に入りの一枚であるこのラベルも同じデザインでありながら緑ははるかに数が少ない。   レア度 ☆☆☆
pablitos pablitos
少年が愛らしいこのラベルもオレンジ色は数少ない。しかし、私はまだ未入手だが黄色ラベルも存在する。この黄色ラベルはほとんど入手困難に思える。   レア度 ☆☆☆☆
turbana tabana
この2枚はよく見ていただくとわかるが、まったく違う会社のラベルである。これはパクリなのか、姉妹会社のものなのかはわからない。   レア度 ☆☆☆
BANACOL BANAGRICOLA
これまたよく似たデザインだ。これも2社の関係は不明だがBANAGRICOLAは非常に珍しいラベルだ。   レア度 ☆☆☆☆
Dole Dole
ドールのロゴから青いアンダーラインが消えたエラー物と思われる。   レア度 ☆☆☆