こ of 魚月空想工房

『こ』

香水・コウズイ

香を加えた、仏に供える水。(『灌仏・カンブツ』を参照)

紅於・コウオ

楓(カエデ)の別称。

紅蓮・コウレン

1)紅色の蓮。赤い蓮。2)グレン(仏教用語)八寒地獄の一つ。寒さのために皮肉が裂けて、赤い蓮のようになるという。3)猛火の赤い炎のたとえ。

コルサコフ症状群・コルサコフショウジョウグン

記銘力障害があり、時、場所、人などの見当意識が失われ、逆向性健忘症を伴い、根も葉も無いことをしゃべる作話症を呈する症候群。アルコール中毒、老人性精神病、頭部外傷、脳腫瘍、狂犬病予防接種後の脳障害などの際にみられる。また、コルサコフ病の場合は、慢性アルコール中毒、多発性神経炎などに見られる精神病状とされている。

コールドスリープ・(冷凍人間)※訂正箇所有り 2011.05

1996年11月現在では、人間の冷凍技術はあっても、蘇生の技術はない。ただし、実験では、犬、ねずみ、マントヒヒの蘇生実験に成功している。数学博士トーマス=ドナルソンは、1988年の秋、脳腫瘍になり、後5年以内の命と医師に告げられたため、病気で死ぬ前に自分を冷凍保存し、脳腫瘍の治療方法の確立された未来に解凍してもらい生き返ろうとしたが、生きたまま人間を冷凍しすることは自殺行為にあたり、冷凍時に関わる人々が殺人者になってしまうため裁判に負け断念した。のち、今日の技術で完治した。ステファン・ブリッヂのアルコー財団は、1972年に設立した会社で、死亡した人間を冷凍保存している。遺体を未来に蘇らせることが目的。死後、冷凍保存される会員は、1996年現在で395名。冷凍人間にする方法は、まず財団特注の救急車が重体になった会員の連絡を受け、家(または病院)に向い、死亡を待つ。死亡直後の遺体を氷漬けにし、腐敗しないようにする。そしてアルコー財団へ行き、到着すると遺体は手術用のベッドに移され、アーティフィシャル・ブラッド・ベーサル(チュウブ式の人工血管)を、遺体の胸を開き大動脈と心臓に通す。S.R.P.S=サージカル・ローラー・ポンプ・システムで遺体の血液を完全に抜き、凍結剤(細胞の中の水分を凍らせない為の薬)を注入。マイナス196℃という超低温で保存される。その後、冷凍人間の細胞が破壊されないためドライアイスの入ったバスタブに2日間漬けられる。アルミニウム・ポッド(-196℃の液体窒素に耐えられる保存ケース)に遺体を入れ、(長方形の棺桶に似た)デュアータンク(遺体半永久的に保存できる、温度を一定に保てるタンク)の中に、アルミニウム・ポッドを入れ保存。大きな円柱型のタンクには、一つに4体保存が可能。頭だけ、脳だけの保存も出来、この場合は500万円。一体だと1200万円で冷凍人間の会員になれる。しかし会員を生き返らせる技術はまだない。バイオタイム社の社長であるコール・シーガル医学博士は、生物の蘇生実験を行っており、彼は愛犬マイルズを1986年に蘇生実験を行っている。まずマイルズの体温を10℃以下にし、心臓、脳を停止させ、人工的に仮死状態を作り出す。(マイルズの体を氷で覆い、少しずつ体温を下げていく)さらに血液を全部抜き取り、凍結保護剤を注入し、体温を慎重に下げる。やがて8.3℃のところ心拍数が下がり、心臓停止。一時間後、湯水をかけ、血を戻し、電気ショックを与え蘇生させる。博士は他マントヒヒで蘇生実験を成功させている。まだ動物でも冷凍している時間は3時間が限度だが、今後人間でも可能性があるという。
※訂正
2010年に下記の本が発売された。

『人体冷凍  不死販売財団の恐怖 ラリー・ジョンソン』
amazon: http://www.amazon.co.jp/dp/4062162024
内容(「BOOK」データベースより)
好奇心と好条件で転職を決意した救急救命士。だが、新たな職場は、人体の冷凍保存と未来での復活を狂信する科学カルト集団だった…。全米を震撼させた戦慄の実話ホラー。


辞書内に記したアルコー財団の内部告発の本である。未読だが気になる方は以下のサイトを見るとより詳しく分かる。注意:遺体写真や人体を冷凍している写真、手術中の写真なども含まれているので、苦手な方にはおすすめしません。(一応白黒写真にモザイク済み)
GIGAZINE; http://gigazine.net/news/20111203_jintaireitou_kodansha/

虹彩・コウサイ

眼球の角膜と水晶体との間にあり、中央に瞳孔を持つ円盤状の薄膜。瞳孔を囲む部分にある括約筋と放射状に並ぶ筋肉とによって瞳孔の開閉を行い、眼球内に入る光の量を調節する。虹彩は色素を有し、(日本人は主に茶褐色)ふつう目の色といわれるものはこれによる。また色素の薄い碧眼などは視力が弱い。ちなみに、白ウサギにいきなり眩しい窓を見せ、すぐに殺し目玉を取り出すと、網膜に窓枠が映っていたという実験がある。その映像はミョウバンに浸すと定着するが、人間の目の場合はウサギのようにコントラストが激しくないので、そう上手くはいかない。(『赤目・アカメ』『オッドアイ』参照)