口業(こうごう)

修利修利 摩訶修利 修修利 娑婆訶
 己のうたいし ことのはのかずかずは 乾酪
(チイズ)のごと 麦酒(ビイル)のごと 光うしないて よどみはてしは わがこころのさまも かくありなんとの 証(あかし)なるべし
 うたうまじ かたるまじ ただ黙々として 星など読まん 風などきかん 口業のあさましきをおもいて われ 黙して 身をきり 臓をさいなまん ただ苦業こそよけれ ただに涅槃
(ねはん)をおもい 顔色を和らげ 善きことせん 無声もて 善きことせん


「日本が見えない」藤原書店発行 小林察編より