今回の張斌先生の講習会、何が良かったかって"きれいに動きを見せるための講義"です。
「今日は健康のための太極拳、社会体育ではなくきれいに見せるための太極拳、そうですね、あえて言えば大会で点数を取るための太極拳、競技体育としての太極拳を勉強しましょう。」
と言う挨拶で始まりました。
「こんなに足を遠くに出すの?」
「こんなに腰を大きく回すの?」
身体をあまりに大きく動かすことに参加者全員戸惑っていたようですが、張斌先生帰国後の受講者の皆さんの反応は好評です。
それもそのはず、だって皆さんはすでに正しい形、動作規格はよく出来ているし、太極拳特有の運動要領も分かっているわけですから、次のSTEPに進むべきなのです。
そして、そのきっかけにまさに今回の招聘事業がなったと思います。
現在、日本では(社)日本武術太極拳連盟が中心となって太極拳検定を行っています。
いつまでも検定に固執している人もいますが、僕は検定はあくまで"ちゃんと形を習得していますか?"と、チェックをしてくれるシステムにしか過ぎないんだから、いつまでもそこにこだわっているのは微妙な気がします。さすがに1級じゃカッコがつかないから、取るならとっとと初段まで取って、はれて取得出来たなら検定は"卒業"でいいと思います。
今度は自分の体格、自分の脚力に合わせた太極拳、そう業界用語で言う"風格"の追求に入りましょう!
太極拳を始めた理由としては"健康のため"・"太極拳の動きに惹かれて"と言う理由で始められた方が多いようですが、前者は腰を落とし負荷を徐々にかけていった方が筋力増強になるし、後者は自分自身の身体表現能力を追求していった方が面白さがますと思います。
それぞれが本来の目標を思い出してみるといいと思います。
そう言う意味でも今回の張斌先生の講習会は良かったと思います。
"卒業式"になったんじゃないでしょうか?
自分だけにしか表現出来ない太極拳を目指しましょう!
来年2011年春、張斌先生を招聘し今度は気功"五禽戯(ごきんぎ)"と"太極棍"講習会を開催する予定です。
2011年2月頃から告知を出しますので、今回参加できなかった
会員、非会員の皆さん次の機会はお見逃しなく!