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乳がんの診療について
乳がん専門医・野水 整
                        

今増えている乳がん・・
当院スタッフはその予防・診断・治療に力を入れています

 今、女性が罹患するがん第1位、それが乳がんです。
乳がんは、食生活の欧米化などにより
年々その罹患数は増加しており、今後も増加すると予想されています。

どんな人が乳がんになりやすい?
乳癌死亡数は50歳代に、罹患数は40歳代にもっとも多く、
最近では30−49歳での罹患率の上昇が著しい。

独身女性、子供を産んだことの無い人、高齢出産、
母乳をやらなかった人、やっても短期間の人
初潮年齢の早い人、閉経年齢の遅い人
動物性脂肪・蛋白質の摂取量の多い人
乳製品を多く取るひと?
ワイン・ビールをたくさん飲む人?
乳腺の病気にかかった人、甲状腺の病気にかかった人
以前、癌で治療を受けた人(乳癌、子宮癌、卵巣癌、甲状腺癌)

家族の中に乳癌にかかった人がいる人
乳がんは増えている
世界中で女性の癌のなかで最も多いのが乳癌−79万人(女性全癌中21%)
罹患率:主要(女性人口1000万人以上)41ヵ国中19位
死亡率:最も高率な北欧諸国の1/4程度
      わが国を含めてほとんどの国で上昇
      スイス、カナダ、アメリカ、イギリスで低下
日本: 1995年全国罹患数は女性全癌罹患数194.579人中
     29,818人(15.3%)、乳癌死亡数7,763人
     年齢調整罹患率は人口10万人あたり39,8人で部位別第1位
     1975−1995年の20年間に、罹患数で2,7倍、粗罹患率で2,4倍、
     年齢調整罹患率で1,8倍の増加
     1975−1998年の23年間に、死亡率で2,6倍、粗死亡率で2,3倍、
     年齢調整死亡率で1,6倍の増加
     年齢階級別の死亡率では50歳代にピーク、80歳代で再び上昇



 

その予防と治療について当院の取り組みをご紹介いたします。


【星総合病院 乳腺外来の診療】
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<<<診察日>>>
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外科外来診療担当
 
午前 片方 直人
鈴木興太
野水 整
佐久間 威之
野水 整
(新患外来)
片方直人 山田 睦夫
野水 整
野水 整
(新患外来)
佐久間 威之
午後 山田 睦夫
野水 整
(新患外来)
野水 整 × 片方 直人 野水 整

(第3木曜日のみ休診)

<<<診察内容>>>
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乳腺外来では乳がんを中心に全ての乳腺疾患の診療にあたっています。
 具体的には・・・
1)乳腺疾患の診断
視診・触診・マンモグラフィ・超音波検査・細胞診などを駆使して、
正確な診断に努めております
2)乳腺疾患の小手術(検査のための小手術も含む)
3)乳がん手術後の化学療法
4)再発および転移性乳がんの治療
外来化学療法室を完備し、心地よい空間での治療を提供できるよう努力しております
5)マンモグラフィによる乳房X線撮影
6)マンモトーム生検



検診・予防〜乳がんを早期発見をするためには〜
 これまで、乳がん検診は視・触診が一般的でした。
より早期の乳がんを発見するために、アメリカ・ヨーロッパで一般的に用いられている
「マンモグラフィ」は触診ではわからない「がん」を見つけることができることから、
精密検査だけでなく検診にも用いられています。
当院では平成12年より乳がん検診に「マンモグラフィ」を導入し、乳がん検診の専門資格を
有する診療放射線技師が撮影を行い、専門資格を有する医師が読影・診療を行っています

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<<<マンモグラフィ(乳房X線撮影)について>>>
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マンモグラフィは、乳房をはさんでX線撮影する検査です。
乳房は柔らかい組織でできているために、専用のX線装置を使って撮影します。
(当院では現在世界最高の精度と言われている「MAMMOMAT 3000NOVA」
を導入しています。)


撮影では病変の見落としが無いように、乳房全体をはさんで、写真を撮ります。
乳房は人により厚みも大きさも異なりますので、よい写真を撮るためには
乳房をなるべく均等に圧迫します。
この圧迫をすることにより、小さな病変部を拾い上げ、X線の被爆を
より少なくすることができます。

当院では撮影前に検査の内容を臨床放射線技師より説明させていただきます。
「痛いのではないか」など、検査に対する不安や疑問を取り除きます。
MAMMOMAT 3000NOVAと技師

技師が検査前に分かりやすく検査内容についてご説明いたします。
疑問・不安がある場合はいつでもご相談ください。

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<<<施設・スタッフ紹介>>>
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 日本乳癌検診学会・日本医学放射線学会などで組織される
マンモグラフィ検診精度管理中央委員会」において認定された当院スタッフです。

●マンモグラフィ読影有資格医師
  野水 整 (星総合病院 副院長 )
渡辺 文明 (星総合病院 外科部長)
  片方 直人 (星総合病院 外科部長)
  山田 睦夫 (星総合病院 外科部長)
  佐久間 威之 (星総合病院 外科医師)
●マンモグラフィ撮影有資格技師
  根本 道雄 (星総合病院 放射線科技師長)
  白石 嘉博 (星総合病院 診療放射線技師)
  太田 美紀 (星総合病院 診療放射線技師)
  水野 由美 (星総合病院 診療放射線技師)
馬場由香里 (星総合病院 診療放射線技師)

また以下の認定施設となっています
●日本乳癌学会専門医制度認定施設
●マンモグラフィ検診画像認定施設
●郡山市乳がん検診施設



診療専門の資格をもった医師が診療にあたります
 もし乳がんの疑いがある場合、もしくは病変が見つかった場合、
当院では乳がんの治療に関する専門の資格をもった医師が治療にあたります。
また患者さんにとってよりよい治療をするため、患者さんの不安な気持ちなどを
お聞きするご相談にも応じています。 

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<<<マンモトーム生検について>>>
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マンモグラフィや他の検査で病気と疑わしい場合、組織を直接採取して病理組織検査が必要となります。
これまでは皮膚を切開し、組織を切除して取り出す方法が行われてきました。
しかしこの方法では検査後、傷が大きく残ってしまうという問題点や、非触知病変
(触診では診断することが難しいもの)や石灰化病変(硬く沈着したもの)では生検をする部位が
正確に判定できないという問題点もありました。

 そのため、当院では平成13年7月に立体画像解析システムとマンモトームを
組み合わせたシステム(ステレオマンモトームシステム)を導入し、この問題について解決を図りました。
 マンモトームでは、乳房の病変が疑わしい部分に針を刺し、組織を採ることができます。
そのため、検査後は針を刺した傷のみであり、痕はほとんど残りません。

また医師が病変の適確な場所を設定し操作を行うため、安全に検査をすることができます。
このマンモトームは特に非触知(触診では診断することが難しい)乳がんや・石灰化病変に適応する検査です。
 
また、検査への抵抗が少ないこと、早期の発見ができることから、当院ではマンモトームの導入後、
乳がんの患者さんへの乳房温存術の件数が増加しました。
 なおこのマンモトーム生検を積極的に実施している医療機関は、
 当院が福島県内で唯一の施設であります。

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<<<医師紹介>>>
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野水 整 星総合病院副院長、日本乳癌学会認定乳腺専門医および同評議員、
同修練施設認定委員(東北地区委員長)、福島県立医科大学医学部外科臨床教授、
福島県成人病検診管理指導協議会乳がん部会委員、
福島県医師会成人病検診委員会乳がん部会委員
片方 直人 星総合病院外科部長 日本乳癌学会認定乳腺専門医および同評議員
山田 睦夫 星総合病院一般外科部長 日本乳癌学会認定医
渡辺 文明 星総合病院外科部長 日本乳癌学会認定医 乳腺外来のバックアップをします。
佐久間威之 星総合病院外科医長 日本乳癌学会会員
二瓶 光博 いがらし内科外科クリニック院長 日本乳癌学会認定乳腺専門医 当科非常勤

なお星総合病院外科は日本乳癌学会専門医制度認定施設に選定されています。