1.ゴト手口とその対策について
年々増え続けているゴトの被害は、日本全国で年間500億円といわれています。これは発見されているものだけであり、実際はもっともっと多いと思われています。
現実に自分のホールだけは、ゴト被害にあっていないと思っているホールもまだまだあるようです。
また、情報は聞いて知ってはいるが、対策をする時間がなかったり。経費節減でそこまでまわせないので対策は何もしていないというホールが多いのが現状です。
ゴト対策は、まず「もうやられているかもしれない」と感じることが一番大切なのです。
●被害金額推定算出方
通常ゴト師は、一日に約5万円を抜く金額と設定しているようです。また、毎日出すと発見されやすいので、仕込んである台数の約半数を稼動させるようです。
仮にA店にゴト師が不正ロムを6台、3ケ月前に仕込んでいったとします。一日3台から5万ずつ抜いていくと、6台÷2×90日×5万円=1350万円。
A店の被害総額は、たった3ヶ月で1350万円にもなってしまうのです。
また、電波ゴトは一日で抜けるだけ、抜いてしまうケースが多いようで一日何十万円と抜いていくようです。
中には10人やってきて100万円以上抜いていくこともあります。
2.人気台を狙うさまざまな手口

70万台販売された、パチンコファンに人気絶大の海物語シリーズ。 当分の間パチンコホールから無くなることはないと思われます。 この、どこのホールにでも多数設置してある人気台の宿命か、当然ゴト師にも1番狙われる確立の高い台であることも間違いない。 メーカーも基盤などの対策はしてきているものの、ゴト師も新しい手口を次々にしてくるので先に予想して対策していかなければ、そこが一番はじめに狙われます。 今後はメーカーがあまり対策していないハーネスや、中継基盤へのゴトが多くなると思います。 チップ内蔵ハーネスは、年々小型化しています。不正チップ付き中継基盤も目立ちにくいものが、増えてきています。
1:セルゴト(ピアノ線ゴト)

・下皿から、表面を通り、アタッカーや電チューを開ける。
・ガラス左隅からピアノ線を入れアタッカーや電チューを開ける。
・下皿から、裏面アタッカーのセルロイドを押し上げる。
・下皿から、裏面を通り電チューを狙う。 ・セーフ玉検出部をショートさせ玉を出す。
・上皿からスタートセンサーを狙い、体感器と同時使用で、大当たりを引きやすくする。
などがあります。
2:電波ゴト

強力な電波を使い、スタートセンサー等を誤作動させ大当たりを引き当てる。 対策としては、信用の出来る対策品(シールドガラス、電波感知器等)を取り付ける。
また、電波は見えないため、電波ゴトをされても証拠を発見、提示しにくい。 発信機は必ずしも打っているゴト師が待っているとは限らないので注意。
3:裏ロム
よく観察すれば微妙な違いがわかるはずです。
<海物語 裏ロム>
<表部> :正規 裏ロム




<足部> :正規 裏ロム <裏部> :正規 裏ロム
4:ハーネスゴト

チップ内蔵ハーネスを取り付けるゴトが増えています。
チップを目立たないように裏パックに隠れるように取り付けたり、配線でチップを包み込むようにしてある物や、対策したインシュロックで留めてある所に隠したりされます。
5:中継基盤ゴト

平成14年6月現在もっとも被害の多いゴトです。ハーネスが多く接続してある為、営業中の交換よりも夜間侵入での被害が多い。
外して見てみないとわからない為、発見が遅れるホールが多いので注意してください。
不正中継基盤に付いているチップが年々小型化しています。最新型は、基盤の中に埋め込まれているものもあるようです。

