腰痛

腰痛の症状

       
こんな症状でお悩みではありませんか?

          ・常に腰が痛む、だるい    

          ・腰の筋肉に張りを感じる、突っ張り感がある

          ・腰が動かしにくい、腰が疲れやすい

          ・腰を曲げると痛い

          ・腰を反らせると痛い

          ・腰を捻ると痛い

          ・朝起きると腰が痛い

          ・長い時間、座っているとだんだん腰が痛くなる

          ・長い時間、座り続けてから立ち上がるときに腰が痛む

          ・長い時間、立っているとだんだん腰が痛くなる

          ・長い時間、歩いているとだんだん腰が痛くなる

          ・朝の洗顔のときに腰が痛む

          ・物を拾うときに腰が痛む

          ・靴下を履くときに腰が痛む

          ・掃除機をかけるときに腰が痛む

          ・キッチンで洗いものをしているときに腰が痛む

          ・物を持つときに腰が痛む

          ・くしゃみや咳をするときに腰が痛む

          ・スポーツの後に腰が痛む


この中にあなたの腰痛に似ている症状はありますか?  身体がバランスを崩して、腰が悲鳴を上げている状態です。

どうか我慢をしないで、整体を受けてみてはいかがでしょうか?
  『試しに!』という軽い感覚でよいと思います。

それ以上、悪化しないうちに、ぜひ整体を受けられることをお勧めします。




姿勢の悪さ、偏り疲労による腰痛

 日々、生活をしていますとどうしても自分の健康より、仕事や家事、スポーツや趣味、子育てなどを優先にしてしまうものです。

どんな理由があるにしましても、身体にとってあまりに無理をしすぎますと、腰の背骨や骨盤を歪ませ、筋肉を硬張らせ、

そのまま放置しておきますといつかは痛みとして症状があらわれてきます。

腰に負担をかけすぎないようにするには、まず腰を歪ませないということが大切なのですが、実際、自分の腰の歪みに気付く

ということは現実なかなか難しいものです。

ではどんなときに腰の背骨や骨盤を歪ませ、筋肉を硬張らせるのでしょうか?

それは、悪い姿勢が持続したとき、偏った身体の使い方を持続させたときに生じます。

たとえば、仕事や家事での無理な体勢、普段のくつろいでいるときの姿勢、睡眠中の姿勢、車の運転、過剰なスポーツなどに

よって歪みを生じさせます。 私たちは、気が付かないうちに身体に負担をかけ、腰を歪ませていることが多いです。

身体を歪ませ続けていますと身体が形状記憶のようにその不自然な形を覚えてしまい、そのアンバランスな形で姿勢を保とうと

し始めます。 そのアンバランスな形が慢性的な歪みとなり、それは本来の正常なバランスではない為、背骨や骨盤も傾斜し、

筋肉も引っ張られ硬張るようになります。

この状態で常に緊張にさらされている腰は、血行を悪くし、老廃物を溜まりやすくさせ、非常に疲れやすい腰になります。

すると、さらに正しい姿勢を保つことが困難になり、ますます歪みが大きくなっていくという悪循環が起こります。

そして、身体の硬直の許容量を超えたときに痛みがあらわれてくるのです。


また、仕事などで偏った筋肉の使い方をしていますと、同じ筋肉だけに集中的に負担がかかり、その筋肉は緊張していることが

当たり前になってしまうため、仕事を終えて家に帰ってきてリラックスしているつもりでも、筋肉は硬いままになっていて、

そう簡単には弛まない状態になっています。 整体ではこのことを「偏り疲労」と呼んでいますが、常に血行不良の状態なのです。

その状態が続けば、やがては痛みや張りなどの自覚症状があらわれます。


本来、関節は何らかの力の影響を受けない限り、正常な位置を保とうとしています。

したがって勝手に身体が歪むということはありません。

必ずと言っていいほど、身体が歪むときは何らかの力が関節に加わって、その力の方向に「骨がズレ」てしまうのです。

腰に痛みのある方、腰に限らず身体のどこかに痛みを抱えている方は普段の姿勢、身体の使い方を見直してみてください。

身体に対するちょっとした気遣いで防げる痛みはたくさんあるのです。




レントゲンに写らない腰痛

 腰痛で悩んで来られる患者さんの中には、


「病院でレントゲンを撮ってもらったのですが、骨には異常はないといわれました」
とおっしゃる方が多いです。

痛いのに異常はありませんと言われてしまう、患者さんとしては納得いかないものです。

私自身も経験がありますが、整形外科を受診しますと、普通はまず、問診を受け、レントゲン検査を受けることになります。

撮影の結果、骨に異常がなければ問題ないと診断されます。

そして「様子をみましょう」ということで、シップ薬や痛み止めが処方されます。

ですが、なかなかそう簡単には症状は改善されません。

レントゲンに異常が写らないからということで、腰に問題がないということにはなりません。

正常な身体が、激しい痛みを伴うことはないように、何かの状態が腰痛を引き起こしているのは間違いありません。

患者さんの中には、これまでに数軒の整形外科を受診し、果ては大学病院まで渡り歩き、それでも原因がわからず、やがては

腰の痛みだけではなく、気持ちも滅入るようになり、強い不安症にとらわれてしまっている方も少なくありません。

ここで改めて、私の主観的な考えですが、レントゲンに対する理解が必要だと思います。

異常がないのに痛みがあるというのは変な話ですが、整形外科で『骨には異常はない』というのは、骨折していない、骨にヒビ

が入っていない、骨が変形していない、骨と骨の間の椎間板が変形していない、という意味であり、レントゲンとは骨や椎間板

そのものの状況を検査しています。

骨格の歪みを検査しているのではありません。

実際、腰痛で悩んでいる患者さんの腰を観察してみますと骨格が歪んでいることが多いです。

腰が歪んでいることを患者さんにお伝えすると驚かれる方がほとんどです。

整形外科では、
「骨には問題ない」と言われたのにどうしてでしょうか?

私の勝手な解釈ですが、整形外科が着目しているのは、骨や椎間板が折れていないか、ヒビが入っていないか、変形していないか、

という器質的な部分に着目点が置かれています。

その骨や椎間板の器質的な状態を正確に映し出すために、レントゲン技師が撮影の際に患者さんの腰や足の位置などの体位を

きれいに整えてしまうため(ポジショニングと呼ばれていますが)、骨格の歪みとしての状態が表れにくくなってしまうのでは

ないかと考えられます。

ですから、骨に異常はなくても、実は骨格のバランスには歪みがあり、筋肉が炎症を起こして、痛みが生じるということが

起こるのではないかと考えています。


ここで一応、レントゲン検査やMRIではっきりする腰痛の病名をいくつか挙げておきます。

●椎間板ヘルニア:腰のどの部分にヘルニアが出ているかということがMRIで写りますので、何番の椎間板ヘルニアの問題かが

         わかります。

●脊柱管狭窄症:MRIでどの部分が狭くなっているかということがわかります。

●脊椎分離、すべり症:腰のどの部分が分離し、すべっているのかレントゲンで確認できます。

●骨粗鬆症による腰痛

●脊柱靭帯骨化症


●内科的な疾患(癌、腎結石など)による腰痛
です。


これらの腰痛はレントゲンやMRIなどの検査でその原因がはっきりとつきとめられる腰痛です。

はっきりとした症状名のつかない腰痛は、ある意味、まだ深刻ではないと捉えることもできます。

ですが、今はまだ深刻ではないにしても、骨格の歪みをそのまま放置しておきますと、やがては骨や椎間板に器質的な異常が

起こり、はっきりと診断名のつく腰痛に悪化してしまうことも考えられます。

もしそうなれば手術を勧められることもあるでしょう。

時々でも腰痛を繰り返す方、常に慢性的に腰痛があるという方は、自分の腰痛は持病で治らないもの、と思い込んでいる方が

多いです。

世の中には整形外科以外の治療法がたくさんあります。

私の立場としては整体がお勧めです。

どうかその腰痛をあきらめないで、治すことに前向きになっていただけたらと思います。




怪我・打撲が原因の腰痛

 腰痛の原因は様々ですが、なかには過去の怪我や打撲が原因で腰痛になっているケースがあります。

交通事故やスポーツによる事故、階段からの転落、滑って転倒したりなどをして腰に限らず身体のどこかを怪我・打撲しますと、

怪我・打撲による外部からの衝撃によってその部位に異常な緊張が起こり、それによって骨盤や腰の背骨を歪ませ、それが元に

なって腰痛を起こしている場合があるのです。

昔、怪我・打撲をしたところが、季節の変わりめなどに疼くとか、骨折の痕がときどき痛むとか、子供の頃に足首を捻挫してから

違和感があるとか、そういう経験はありませんか?

交通事故でムチウチをしてから、首・肩こりで悩むようになった、頭痛が出るようになった、めまいが出るようになったという

話はよくある症状の話です。

たとえ、昔の怪我や打撲の痛みが今はまったく感じなくても(また頭の記憶にもなくても)、身体には記憶としてその衝撃が

残っているものなのです。

病院では検査をしても映像として写るものではありませんので追求しづらいと思いますが、その衝撃が要となって、歪みやズレ

を引き起こし、骨格の可動域を狭め、筋肉の伸縮性をなくし、さまざまに影響を与えているのです。

日常の姿勢や身体の使い方の悪さが原因で生じる歪みと比べますと、怪我・打撲によって外部から衝撃を受けて生じた歪みは、

歪み方が強いです。

それは、受けた衝撃を身体が吸収してしまった結果、そうなるのですが、普通の歪みと比べますと歪みの度合いが強い上に、

衝撃の吸収の方向によって複雑な歪み方をします。

このように説明しますと、もう治らないのでは!?と思ってしまうかもしれませんが、決して治らないものではありません。

整体の施術によって歪みの根本になっている怪我・打撲による衝撃を、浮き上がらせ、解放し、痕跡をなくしていけば、

その強い歪みも修整され、痛みも次第になくなっていきます。

私の整体の場合、
愉気(ゆき)という技法を使います。

愉気を使えば、身体の内部に内攻してしまった外部からの衝撃を除去していくことが可能です。

私の考えですが、衝撃の痕跡部位や衝撃の程度を正確に観察し、そして治癒へ導いていく為には、愉気の感覚が効果的であると

考えています。

骨格の歪みを力で矯正しようとする療法やマッサージを主体とする療法では効果を期待するのは難しいのではないかと思います。

それほど、怪我・打撲による歪みは普通の歪みと比べますと異質なのです。

衝撃の状態を読み解いて、それに対する処置を行なうことが腰痛を治す早道であると考えています。

腰痛の中でも、この怪我・打撲による腰痛で悩んでいらっしゃる方は、もうこの腰は治らない、と思い込んでいる方が多いですが、

決して治らないものではありませんので、ぜひご相談いただけたらと思います。


腰の圧迫骨折をしてから腰痛で悩んで来られる方がたまにいらっしゃいます。

圧迫骨折とは骨が重みや衝撃に耐えきれず、その結果、潰れてしまうという現象で、通常の骨折のように骨が元の状態に戻ること

がありません。

それによって強い歪みをもって、慢性的な腰痛の状態で悩んでいる方もいらっしゃいます。

そういう方は、腰が歪んだ状態のまま、骨折部位が癒合していることが多く、特にご年配の方は圧迫骨折によって背中が丸くなり、

縮んだようになっていて、腰の痛みだけでなく、下肢の痛みやしびれも伴っている方もいらっしゃいます。

そういう場合、歪みを整えることの難しさを痛感することがありますが、それでも全く治らないわけではありません。

また、過去に腰痛で手術をされたことのある方が、ひどい腰痛ではなくなったものの常に腰に鈍い痛みがある、ということで

悩んで来られる方がいらっしゃいます。

こういう場合も、効果の出るスピードに個人差はありますが、最終的にはみなさん良くなっています。

手術によって、腰に金具が入っている場合、それによって歪みの状態がロックされていたりして、やはり歪みを整えることの

難しさを痛感することがありますが、完全に歪みを修整できないにしても、最終的には生活にさほど支障のないレベルまで改善

している方が多いです。

どうかあきらめないで、ご相談いただけたらと思います。




腰痛とスポーツ


 スポーツを趣味として楽しんでいる人、スポーツを仕事としている人(運動選手または指導者)、スポーツとの関わり方は

人それぞれですが、スポーツが腰痛の原因になっているケースがしばしばみられます。

身体にいいと言われる運動やスポーツでも、適度に行なっているうちはよいのですが、身体の持っている許容量を越えて

行ない続けますと、思わぬ腰痛を抱えてしまうことになります。

これはスポーツ選手などに腰を痛めている人が多いのを見ても分かります。

案外、スポーツは日常生活に比べて腰に負担を強いることが多いです。

同じ動作を続けることによって同じ筋肉を過度に使い続けますと、それが腰にとって負担となり、筋肉が疲労を起こし、筋肉の

伸び縮みがなくなってきて弾力性が低下し、その結果、筋肉が異常緊張を起こして、靭帯や関節を損傷させ、腰痛を起こしやす

くさせます。

テニスやゴルフ、野球など身体を強く捻るもの、バスケットボールやバレーボールなどジャンプすることが多いもの、器械体操

や新体操、水泳、ダンス系のものなど腹筋・背筋の強化を要求するもの、スポーツによって負担を強いるアプローチはさまざま

ですが、身体のもっている限界を越えますと腰痛の原因になります。

スポーツにはフォームがつきものです。

フォームを通して、同じ動作を繰り返し練習します。

スポーツにとって、フォームとは長年の経験の中で編み出された、技術の向上の為に計算された、科学的に裏づけされた形であり、

動きであるわけですが、これが整体の視点からすると歪みとなってしまうことが多いのです。

フォームを通して、同じ動作を繰り返し練習することによって、身体の一部に繰り返し負荷がかかることになり、筋肉や靭帯に

集中的に偏った負荷をかけてしまう結果、筋肉や靭帯のラインに癖ができ、骨格を歪ませ、痛みになってしまうのです。

繰り返す動作による損傷で痛みが生じているものを、一般的に「スポーツ障害」と呼ばれていますが、スポーツによっては、腰に

こうしたスポーツ障害が起こり、腰痛の原因になっていることが多いです

スポーツの前には筋肉を傷めることがないよう、または怪我をしないようにするためにも、入念なストレッチ等で柔軟性を高め

ておくことが大切です。

そして、スポーツ後も、ストレッチ等を行なって、そのスポーツ特有のフォームからくる筋肉の癖、骨格の歪みをリセットし、

筋肉を弛め、休ませてあげることが大切です。

それが、腰痛の予防につながります。


たまに、頑張って痛みをこらえながらスポーツをしている方がいらっしゃいますが、拘縮している筋肉に負荷をかけることに

よってますます筋肉の拘縮を強めることになり、その結果、さらに状態を悪化させてしまうことがあります。

筋肉は使ったら、その後は、筋肉を弛め、休ませてあげることが大切なのです。

痛みをこらえて無理をさせた身体は、治すのにも改善に時間がかかってしまうケースが多いです。

痛みが落ち着くまでは、痛みの出る動作を中止しするか、負担の少ない動き方を工夫していくことが必要となります。


それから、久しぶりのゴルフや野球、サッカーなどで腰を痛めてしまったという方が整体を受けに来られることがあります。

スポーツは瞬発力と持久力が必要になってきますので、日頃から充分な筋力トレーニングをしていませんと、腰がその負担に

耐えきれず、痛めてしまうことがあります。

運動不足の人が入念な準備運動やストレッチをせずに、激しい運動をすれば、当然腰を痛めてしまいます。

久しぶりに運動をされる方は、運動前のストレッチや体操、そして運動後にも調整としてストレッチや体操が重要になってきます。


身体に歪みがある場合、日常生活では何も支障が出ない、身体を痛めるほどではない程度の歪みでも、スポーツのような負荷の

強い動きを続けますとそれが痛みとなって出てくることがよくあります。

スポーツによって身体運動が日常生活以上の範囲を越えてしまいますと、それによって多少の歪みでも異常感として表れてしまう

のです。

『運動を始めたら腰が筋肉痛になって・・・、もう1ヶ月以上にもなるのに腰の筋肉痛が治らないんです』

とおっしゃる方が腰の症状限らずによくいらっしゃいます。

これは、もともとあった身体の歪みが、気が付かずに筋肉の伸縮性や関節の可動域を制限させていて、運動によってその許容範囲

を越えたことによって痛めている現象です。

この場合、歪みを調整しますと異常感もとれてしまいます。

また、歪みを調整しておきますとそういう異常感は起こりにくくなります。


適度な運動は、血行を良くし、筋肉の硬張りを防ぎ、仕事などで偏った姿勢を取ることが多い場合は、身体の癖の固定化を防ぐ

ことにもつながり、身体にとってとても良いことです。

そして、継続的に運動を行ないますと、筋肉が発達し、強い負荷に対しても余裕ができ、身体能力も向上します。

ですが、運動もその内容によって、身体を良くすることもあれば悪くすることもあるのです。

もし、運動を頻繁にされる方は、ときどきでも身体を調整してメンテナンスしておくと安心です。


それから、日頃から整体で身体の歪みを整えておきますと自分の思い描いたイメージ通りの動きができるようになります。

歪みを整え、筋肉の血流が良くなり、気の通りが良くなることによって、筋肉、腱、靱帯の中に存在する感覚器の機能が高まり、

自分の身体をイメージ通りにコントロールすることができるようになるのです。

身体に歪みがありますと、身体は偏った方向に傾斜し、筋肉の伸縮性にも欠けてしまい、動きの方向性も定まりにくくなり、

思い通りの動きができなくなってしまいます。

それはたとえ小さな歪み、筋肉の緊張であっても、気が付かないうちに影響を受け、身体のコントロールを不安定にさせます。

身体の歪みを整え、筋肉のバランス・柔軟性がアップしてきますと、パフォーマンスも向上し、永くプレーすることができるよう

になります。

スポーツの向上のためにも、痛みや異常感が出るのを防ぐためにも、または痛み・異常感が出たときの改善手段としても整体は

おすすめです。

未経験の方はぜひ体験していただけたらと思います。




子供の腰痛

 昔に比べて、姿勢の悪い子供が多くなりました。

まるで疲れきった大人のような背中をした子供までいます。

子供をとりまく環境が時代とともに変わってきているせいか、腰の痛みを訴える子供は増加していると言われています。

昔と比べて、子供の体力は低下していて、骨や筋肉も弱く、怪我や病気になりやすくなってきているのではないかと思います。

腰痛は今では大人特有の症状ではなくなってきています。

猫背のような悪い姿勢は、意識しなければなかなか治らないものです。

習慣になってしまった悪い姿勢に、さらに負荷が加わり続けますと、やがては腰痛をひきおこしてしまいます。

悪い姿勢であれば、身体の使い方が悪ければ、子供であっても腰痛に苦しむことになります。

子供の腰痛で問題なのは、成長期の途中であるため、今後の骨や筋肉の成長に悪影響が出るかもしれないということなのです。

大人と比べて子供の骨は柔らかく、成長途中であるがゆえに未完成です。

その未完成である腰・骨盤に無理な負担をかけ続けることは腰痛の原因になります。

そのままでいますと、身体がきちんと育たなくなるだけでなく、集中力が欠けて学業の方にも影響が出るかもしれません。

痛みが強い腰痛であれば、すぐに親がその異常に気付いてあげられると思いますが、少々の腰の負担では子供自信が腰の異常に

気付かず、親が気付いてあげられないことが多いものです。

また、子供さんが
「腰が痛い」と言っても、「腰痛なんて大人の病気だ」と深刻に受け止めていない親御さんも多いようですが、

案外腰痛で悩んでいる子供は多く、大人になってから慢性腰痛の原因になることも多いので、きちんと子供さんの訴えに

向き合ってあげることが大切です。


子供の腰痛も大人と同じく原因はさまざまですが、まず多いのが使い過ぎによる腰痛で、激しいスポーツをしている子供に多く、

病院に行くと『筋・筋膜性腰痛症』と診断される腰痛症です。

骨の成長や筋肉の成長が著しい時期に、激しい運動・スポーツなどをしたために腰の筋肉に負担がかかったことが原因と考えられます。

スポーツの前後は、ストレッチをして十分に筋肉の緊張を弛めておくことが大切です。

症状が悪化しますと、
『椎間板ヘルニア』『腰椎分離症』になる場合もありますので注意が必要です。

私の整体室に腰痛で悩んで来られる大人の患者さんの中に、腰痛歴をお尋ねしますと

「中学または高校の部活動で腰を痛めてから腰痛持ちになった」という人が少なくありません。

実際、中学生や高校生で部活動の練習中に腰痛を感じている子供は多いようです。

病院で検査を行なってもはっきりとした検査結果として出ることは少なく、周囲の人からは深刻に受け止めてもらえないことも

多いようです。

特に部活動を行なっている運動時に痛みを感じることが多く、日常生活では大きな支障はなく、

『もしかして部活動を休みたいのでは?』と誤解されてしまうこともあるようです。

また、
『腰痛があるのは腰の筋肉が弱いせいで、努力が足りないから!もっと筋トレで腰を鍛えなさい!』などと監督さんや

親御さんなど周囲の人から言われることもあるようですが、整体の立場からしますとそれは必ずしも適切なアドバイスではありません。

慢性腰痛を訴える多くの子供の腰は、筋肉の柔軟性が欠如していて硬直化しています。

特に強豪チームの学校であれば、その練習量は多く、身体への負担も日々大きなものでしょう。

上のレベルを目指すのですから、当然ともいえます。

ですが、休みを定期的に取ることの大切さも指導して、過剰な練習量によって身体を故障させてしまうことがないよう指導して

あげることは監督さんや親御さんの責任ですので注意してあげてほしいと思います。

もし身体を痛める子供が多い場合、身体を痛めることのない、効率的な練習方法、環境設備を模索する必要があります。

自分たちの行なっている練習や筋トレの方法を考え直してみましょう。

子供や監督さん、そして親御さんがみんなで考えて、身体を壊さないトレーニング、練習大系、環境を作っていくことが何よりも

重要な腰痛対策になり、怪我対策にもつながると思います。


次に多い腰痛の原因が、悪い姿勢や筋力の低下による腰痛です。

外で遊ぶことが少なく、部屋での遊びが中心の子供は、悪い姿勢でテレビを見たり、本を読んだり、ゲームをしたり、勉強を

したりということが多く、良い姿勢を意識して過ごしている子供さんはあまり見かけません。

今の学校では勉強、宿題が忙しいようなので、その影響もあるかもしれません。

部屋で過ごすことが多くなりますと当然、運動量が少なくなり、腰を支えている筋肉が低下し、それによってさらに良い姿勢を

維持することができなくなり、腰・骨盤を正しい位置に保つことができなくなって腰痛をおこしやすくなります。

子供さんのくつろいでいるときの姿勢を観察してみてください。

立っているとき、お腹が前に出て腰が反りすぎてはいませんか?

坐っているとき、腰が後ろに引けて姿勢が丸くなってはいませんか?

姿勢が悪くなりますと腰痛はもちろん、首・肩こり、頭痛、背中の痛みなど、全身に不調が出てきてしまいます。

お母さん、お父さんが、日頃から子供さんの姿勢を館察して、気になったときは注意してあげてください。

子供さんはつい無意識にその悪い姿勢をとっています。

悪気があってその悪い姿勢をとっているのではありませんので優しく注意してあげてください。

もしかしますと、その悪い姿勢のお手本となっているのは、お母さん、お父さんかもしれません。

その場合、お母さん、お父さんもご一緒に姿勢を気を付けてあげてください。

もし子供さんに筋力不足がみられるようでしたら、身体の筋力やバランス感覚を養うことができるように、全身を動かして遊ぶ

ことができる機会を増やしてあげてください。

もしお子さんが腰痛を訴えたら、親御さんが早くから生活習慣を変えてあげることが大切です。

大人と違って、子供の腰痛は自分から治そうと考えることが難しいものです。

子供のときの腰痛は、大人になってから再発する場合が多く、慢性化することもあるので子供のときから親が注意してあげる

ことが必要です。

また成長期の大切な時期に、身体を歪ませ、痛めますと、その部位の血流が悪くなることによって成長にも影響が出ることが

考えられます。

整体を受けられますと施術と同時に日頃の過ごし方、身体の使い方など、お身体の状況を読み解いて適切なアドバイスをさせて

いただくこともできます。

ご心配な方は、ぜひご相談ください。





腹筋と背筋を鍛えれば腰痛は治る?

 腰痛対策のために腹筋や背筋を鍛える人がいますが、私の意見としてはあまり有効な方法ではないと考えています。

腰痛で病院を受診しますと、先生から腹筋・背筋を鍛えるマニュアルのパンフレットなどを渡され、『腹筋・背筋を鍛える運動

をしなさい』
と言われることがあります。

ですが残念ながら、腹筋・背筋を鍛える運動はあまり有効ではないばかりか、人によっては逆効果をもたらす場合があります。

本当に腰の悪い人は、腹筋・背筋を鍛えるという運動は腰が痛くてできないのではないでしょうか。

私の整体室に来られた腰痛に悩む患者さんの中で過去にほんの数人、『腹筋・背筋を鍛えたことによって以前よりは痛みが緩和

されました』という方がいらっしゃいましたが、腰を診させていただくと腰の筋肉が板のように硬くなっていて、腰の背骨や

骨盤の可動性が悪く、いつ
ギックリ腰を起こしてもおかしくない紙一重のような腰をしていました。

腰痛をもっているほとんどの人は、背筋が硬直していて筋肉が炎症を起こしています。

この状態でさらに背筋を鍛えることは、腰の炎症をさらに増強させることになり、筋肉そのものを壊してしまうことになりかね

ません。

腰痛の原因は人それぞれですが、腹筋・背筋が弱くなると必ずしも腰痛になるというわけではありません。

私は今現在、腰痛では悩んでいませんが、特別に腹筋・背筋を鍛えているわけではありません。

おそらく腰痛で悩んでいない他の人も、毎日、腰痛予防のために腹筋・背筋を鍛えているわけではないと思うのです。

身体が成熟していない子供でも、年齢を積み重ねたご年配の方でも、腰痛で悩んでいない方はたくさんいらっしゃいます。

逆に、スポーツを一生懸命に頑張り過ぎている人に腰痛をみかけることがよくありますが、かといってそういう方の腹筋・背筋

に筋力の低下がみられるというわけでもありません。

腹筋・背筋の筋力低下で必ずしも腰痛になるとは限らないのです。

ですから、「腰痛にはこの運動をすればいい」ということで、ひとつの筋肉を一生懸命に鍛えようとしてもなかなか改善するもの

ではありません。

「腰痛」
という現象が起きるまでには、腰の背骨や骨盤が歪み、腰を支えているいくつもの筋肉が硬直し、そのアンバランスや

硬張りに腰が耐えられなくなったときに初めて「腰痛」という症状が起こるのです。

従って、一ヶ所の筋肉を鍛えても全体のバランスが損なわれている限り、腰痛はなかなか治るものではないのです。

もし、筋力を鍛えることで腰痛を治そう(または予防しよう)とする場合、できるだけ全身を動かしながら骨格のバランス、筋肉の

付け方・筋力量のバランスを考えながら運動をする必要があります。

ですが本当は腰痛対策として重要なのは、腹筋・背筋を使った良い姿勢を身に付けるということなのです。

良い姿勢の人は、腹筋・背筋を無理して鍛えなくても、良い姿勢であること自体が自然に腹筋・背筋をつけることになり、自ず

と腰痛とは無縁になっています。

どんなに意識して腹筋・背筋を鍛えても、それが腰の良い状態を支える筋肉でなければあまり意味がありません。

腹筋・背筋を鍛えて強化して自前のコルセットの如く腰周辺の筋肉を固めるという考え方は、聞こえが良いように思えますが、

腰痛の根本治療とはいえないばかりか、むしろ危険な腰の状態を作っています。

骨格の歪みを無視して、筋肉を鍛えて腰を固めてしまおうとすると、腰がとてもちぐはぐな状態となり、ギックリ腰になりやすく

なります。

そして、もしギックリ腰になったとき、治すのにも時間がかかってしまいます。

鍛えて固めた腹筋・背筋の緊張が邪魔をして腰を正常な状態に戻してくれないのです。

腰痛を克服するために今まで痛みをこらえながら頑張って鍛えてきた腹筋・背筋が実は腰痛を悪化させてしまうことになるのです。

骨格を無視して、外側の筋肉だけを鍛える(私からすれば硬直させる)ということは、危険であまりおすすめできることでは

ありません。





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