Repair Report
小型屈折望遠鏡
某社

LAST UPDATE 2007/8/1

80年代の屈折望遠鏡のレンズの曇り

発生日

2006/12

 

形式

小型望遠鏡

メーカ

某社

発生状況

2006/12 かみさんの親戚から、80年代のハレー彗星ブームの時に購入された屈折望遠鏡をもらう。
素人が使うにはもったいないほどの仕様で、モータドライブ付の赤道儀にものっている。
概観は少し埃をかぶっているが、ほとんど無傷。
レンズを拝ませてもらって… とほほ…。 レンズが真っ白…。曇っている。 よく見ると、カビとかではなさそう。コーティングも剥がれかかっているみたい。

 

2007/01 概観はきれいに雑巾で拭き、見違えるようになった。
レンズは試しに水洗いをしてみる。屈折のレンズの分解は初めて。とりあえずばらしてみる。
レンズの構成図なんかではみていたが、第一レンズと第
2レンズに間隙があるとは思っていなかった…
2枚のレンズは明らかに材質が違う感じで、片方だけが曇っている。カビとはちがって、レンズそのものが変質している感じ。これ以上はどうしようもないので、そのままセルに戻し、再度、鏡筒に組み込む。
とりあえず玄関の飾りにおいておく。
来た人みんな何ならかの反応をして面白い… 子供はびっくりして帰る。

 

2007/02 分解後、星を見たことがなかったので、試しに見てみる。
このクラスとしてはかなりよく見える。 土星なんかもしっかり輪が見える。ただ、コントラストが非常にわるい。

 

 

 

修理依頼日

2007/7/26

 

修理先

ヨシカワ光器研究所

 

2007/4 レンズを補修してくれるところを探す。
もともとのメーカも期待したが、すでに20年も経っており、実質修理不可能。
他をインターネットで探し、「ヨシカワ光器研究所」を探し当てる。
HPをみると、金額も明確になっているし、メールで問い合わせると回答もしっかりしているので、検討してみる。

 

2007/7/26 いつまでも玄関の飾りではしょうがないので、踏ん切りつけて修理にだすことに。
業者はヨシカワに決定。早速おくってみる。
(引越しのあとなので、いやなほど梱包材があり、役に立つ)

 

2007/7/31 到着後、早々にTELが入り、現物の状況確認してもらった結果を教えてくれた。

★状況
 ・レンズそのものの磨きは相当いいものらしい。
 ・コーティングの前処理がうまくなかったためか、剥がれたり、コーティングの残った影響がガラスそのものの変質にもかかわってしまっている。
 ・現状で透過率は40%台に落ちているらしい。研磨すると90%台まで復元できるらしい。
 (研磨するための型は、すでに同型の望遠鏡の修理経験があり、もっているらしい)

★対処
表面の研磨をやってみることになる。
 ・表面研磨にも限度があるため、表面の曇り、コーティングの除去できないところが少し残る可能性があるものの、星からの光は正面からなので、ほとんど影響はしない範囲で修理はできそう。
 ・表面のコーティングは、釜に1枚だけ入れるのは非常に高価であり、コーティングの効果が価格に見合わないのでやらないほうがよい。
とアドバイスされる。

★コスト
当初の見積もりより高くなったものの、現在の同型機の中古からすると、やはり安価のためそのまま修理することにする。

★納期
納期は明日から初めて、2日ぐらい。週末には発送できるらしい。めちゃくちゃ早い。連休までに間に合えばと思っていたが、こんなに早いとは。到着が待ち遠しい。

★支払い
郵便振込みでいいらしい。信頼商売らしく、修理完了で確認してから振り込んでくださいとのこと。このへんの対応のしかたもなかなか紳士的でうれしい。

 

完了日

 

 

修理費

 

修理先対応

 

修理結果

 

 

 

 


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