08.胴体は体の要
男性の体つき

頭から鎖骨ラインを引き、2頭身に心臓が、3頭身にへそが、4頭身に股間がきます。
6頭身弱に膝があり、8頭身で全身が収まります。
これが男性の基本スタイルです。
鎖骨ラインから3頭身のへそを中心に三角形を2つ描きましょう。これが腰幅になります。
腰は鎖骨から腰周りのラインまでを結んだところにあたります。
肋骨ラインは肩先から股間までのラインを引くのが手っ取り早いでしょう。
男性の体つき(後ろ向き)

同じ体型で後ろから描いたものです。全身のプロポーションは早めに覚えておいたほうがいいでしょう。
そのうえで下半身の説明をしていこうと思います。
男性の体つき(斜め後ろ)

斜め後ろです。これも多く描かれる方向です。
男の体型

男性の体型は肩幅でほぼ決まります。
その肩幅も首の太さの3倍が目安なので、適正な幅があります。
マッチョの体型

筋肉のつき方が最もわかりやすいマッチョタイプで筋肉を示しています。
体型による胴体の描き方

「精神型」の特徴は骨格が細く腰も太股も細くて足が長く、なで肩で胸板も薄いことです。そのため全体的に頭でっかちな印象を受けます。顔は逆三角形か卵型をしており、額が広く発達しているのも特徴です。
感受性が鋭く神経質で美的感覚にすぐれています。知識欲も旺盛で精神性が高く、理論的で緻密な思考力があります。性格はまじめでやさしい反面、自尊心が強く社交性に欠ける面も。意志は強いが実行力には劣ります。
頭を使う知的な仕事に向いています。
「筋骨型」の特徴は骨格が太くがっしりとした体型で筋肉が発達しています。逆三角形の厚い胸板で、いかり肩で肩幅も広く、ウエストは細く、お尻も小さく引き締まっています。顔も骨ばっていて首は太く短めです。
プライドが高く勇気があり、闘争心にあふれて自己主張がとても強いため、独断的で自信家で協調性や融通に欠けます。積極性があって忍耐強いが、無口で表現力が乏しく社交性に欠けます。意地っ張りなので、目標を完遂する根性があり、責任感と実行力があります。スポーツ・武道が好きで感情を抑制する意志力もあります。
規律を重んじる組織や、危険で困難な仕事に向いています。
「脂肪型」の特徴は全体的にふっくらとして丸みがあって太り気味、骨格は細めで手首足首も細いが、肩が丸く厚めで、腹が突き出ています。顔も丸く首も短めです。
陽気で人懐っこく遊ぶことが好きで、協調性にすぐれて温厚なため誰からも好かれるタイプ。大雑把な性格で細かいことにこだわらない反面、金儲けはうまい。自由人で人の世話を焼くのが好きですが、優柔不断で依頼心が強く、計画性に欠ける面もあります。肉体的な苦痛に弱く臆病で用心深いところもあります。
社交性を生かして営業などの人間関係が重視される仕事に向いています。
男女の骨格

左は男性の骨格なので、もう説明はいらないでしょう。
右が女性の骨格です。女性は肋骨が2頭身半の位置にきて、へそもそのあたりの高さになります。
女性は肩幅から股間までの三角形と、鎖骨から腰幅までの三角形の2つの三角形があり、それが2頭身半の位置でかちあいます。女性独特の腰のくびれはこの2つの三角形に由来します。
この2つの三角形はほぼ同じ底辺をもっています。なので、女性はバストよりもヒップのほうが大きい人が多いのです。
横の厚み

男性は肩幅と胸板と胴周りが太く、女性は腰周りが太いという差があります。
また、男性は筋肉を目立たせてラインやタッチを描くことで筋肉を強調し、女性は筋肉のラインやタッチを描かずになだらかにしておくと丸みを帯びてらしく見えます。
筋肉質の女性もいるし、筋肉の少ない美青年もいるので、そういうのは例外ですけどね。
女性の体型

男性の胴体部分があれば、女性のものもあったほうがいいですよね。
というわけで、女性の胴体部分を描きました。脚はバランス悪いですが、胴体はこんなものだと思います。
肩幅は男性と同じように、首の太さの3倍です。
三角形は肩幅ラインと4頭身の股間を結ぶものがひとつ。鎖骨の付け根から股間ライン(幅は肩幅程度でよいでしょう)を結ぶものがひとつ。脚に関しては後に詳しく述べます。
上体の模式図

まずは左側が全身の模式図です。この上体から肉付けをしていくことになります。
胸部の縦のラインは1と1/4頭身ぶんです。横の上ラインは鎖骨・肩ラインとします。「箱」として考えるときは、横幅は2頭身よりも短くしましょう。肩を加えると3頭身強くらいです。だいたい「胸の幅=肩の丸形」と考えるといいと思います。上の絵は昔描いたものなので、肩の丸が小さいですね。厚みは胸板の厚さ。
肩は箱の外側に○で描きます。位置は厚みを半分にして背中側が基準です。ちなみに首の太さと肩の大きさはほぼ一緒です。
鎧で描く

胸部は鎧を描くようにすると簡単に描けると思います。
まず首3本ぶんの鎖骨・肩ラインを描いて、体の中心線に沿って2頭身縦線を引く。そこから大胸筋のパーツを描く。
そして柔い腹の部分と肋骨部分を書いて、腰骨を描く。
という順番にすると胸部は簡単に描けると思います。
大胸筋の鎧の下にある肋骨のラインを意識すれば乳頭の位置を決めるときに役立ちます。
模式図からポーズ

腕を上げ下げするときなどは肩を表す○の位置を変えて表現します。腕を上げているときは肩の○も「箱」より高い位置に描くのです。肩を前に出しているときも丸の位置は前に描きます。でも箱より前に出ることはありません。そこまで柔らかい人はほとんどいないでしょう。
腰の骨格

女性は腰骨が大きいので腰骨の位置が高く、肋骨のすぐ下に腰骨がくるため、女性特有の腰のくびれにつながります。