11.男性の描き方
男性のバランス

まず男性の理想的なプロポーション(8頭身)を見てみましょう。
脚の長さは全長の半分になります。膝下がその長さの半分になります。膝頭ではなく膝下であることに注意してください。
そして乳頭が頭頂と股の中間(2頭身)に位置し、へそが乳頭と股の中間(3頭身)に位置します。
つまり、1頭身=顎先、2頭身=乳頭、3頭身=へそ、4頭身=股、6頭身=膝下、8頭身=足裏です。
最大幅は2と1/3頭身で、つまり2.333頭身と言うことになります
肩の高さは鎖骨に近く、顎先から鎖骨までの長さは鼻下から顎先までの長さとほぼ一緒です。ヒジはへそと同じ高さ(3頭身)。手首は股の少し下(3頭身)になります。両手を広げたときの長さは身長と等しいので、そのへんが目安になるでしょう。
男性の骨格

上図が男性の標準的なプロポーションとなります。
筋骨がたくましいのでフォルムが角張っていて直線的です。
肩幅は腰幅よりも広く、逆三角形の上半身と寸胴の下半身に分けられます(右下の図を参照)。このためヒップラインも直線的になるのです。
胸周りと腰周り

上半身は「胸部切断面が平べったい楕円」であることに注意してください。女性の場合はかなり丸い楕円になりますが、男性はそこから横に膨らんでいると解釈してください。そうすれば自然に「胸板が厚く」なります。楕円と描きましたが、実際は背中部分が平らになってます。
胸の「大胸筋」と肩の「三角筋」と首から肩までの「僧帽筋」が発達しているのも特徴です。男性らしさを強調するにはこの3つの筋肉を強調して膨らませて描きましょう。
大胸筋は鎖骨の根元付近の下には付いていません。肉だるまになっているときはこの部分にまで筋肉が膨張してきますが、基本的には筋肉が付いていないことに注意してください。
胴には女性のようなくびれはできず、肋骨の下からまっすく伸びています。
下半身は「腰幅が狭い」のが最大の特徴です。胴より一回り大きいくらいで、女性のようにとりわけ大きくなっていません。このため、腰幅は肩幅よりも必ず狭くなります。スマートな体型なら肋骨の幅と腰幅はほぼ等しくなります。ボディビルダーのような極端な逆三角形の場合は肋骨の幅のほうが広くなります。
男性の臀部には脂肪がつきにくいため、キュッと引き締まった筋肉質の小尻になります。臀部の頂点は腰部のほぼ半分の位置になります。
背周りと股周り

男の子のプロポーション

年齢が下がって男の子の場合、大人のときに比べると「5〜6頭身が基本」であるにも関わらず「頭部の大きさが大人よりちょっと小さい程度でさほど変わらない」という特徴があります。そのため「肩幅が狭く」て「手足が細長い」という女性の特徴が見受けられるのです。女性との違いは「腰幅が肩幅よりも狭い」という男性の最低限度の特徴を引き継いでいるところでしょう。
顔の年齢差

これは女性にも言えるのですが、頭部○の場合、顎の長短で年齢を変えることができます。
そして歳をとるにしたがって目も小さくなっていきます。
顎も尖っていたものが角ばっていきます。
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