| 上映作品 | 7/9〜7/15 |
| エターナル・サンシャイン 今回の二本立てでぜひ注目してほしいのが、同じカウフマン×ゴンドリー作品でありながら、それぞれ全く違うテイストに仕上がっているという点。『ヒューマンネイチュア』にはカウフマンらしさが、『エターナル・サンシャイン』にはミシェルらしさが、より濃く出ているのです。友人との会話からこの映画のストーリーを思いついたミシェルは、脚本をカウフマンに依頼しましたが、カウフマンはそのとき『アダプテーション』の脚本で消耗しきっていたため、ミシェルと共に話を練りながら脚本を書き上げました。カウフマンが一人で書き上げた『マルコヴィッチの穴』『アダプテーション』そして『ヒューマンネイチュア』に比べて、独特の奇抜さがもっとソフトに、そして普遍的でロマンチックな内容になっているのは、おそらくミシェルの色なのでしょう。 目まぐるしく展開する、いかにもミシェルらしいセンスの映像、音楽(特にラストのBECKが素晴らしい!)、また「パラドックスにつながりを持たせるのに苦労した」と語るだけあって、完成度の高いプロットは、一度観た後でも、もう一度最初から観て細部を確認したくなります。ほかの映画ではブサイク呼ばわりされているけど、本作ではかわいいキルスティン・ダンストを始めとした、豪華な脇役が織り成すそれぞれの恋愛模様にもまた、色々と思うところが。 生きる上で、過去の記憶は一体何の役に立つのだろう。忘却は前進につながる?それでも、今この自分は紛れもなく過去の記憶の集積で。 消してしまいたい記憶も思い出も感情も、 全て自分を構成している要素なのです。 記憶を失うということは、自分自身を失うこと。 それはとても悲しいことではないでしょうか。 失う痛みを、こんなに切実に描いているにも関わらず、 「また恋がしたくなる」というキャッチは本当でした。 ああ、恋愛って素晴らしい、と思える一本。傑作!おすすめです。(mana) |
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![]() ![]() ![]() | ヒューマンネイチュア |
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