福島県の美しい自然
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 福島県は面積13780平方キロメートルで北海道、岩手県に次ぐ大県であり、県土のほとんどが山地で占められている。東部に阿武隈の準平原、中央部に奥羽山脈が連なり、その上を那須火山帯が通っている。磐梯、吾妻、安達太良の雄大な火山群もこれに含まれる。会津盆地の西には越後山脈が迫り、その南には東北の最高峰・燧ケ岳と、特異な生態を見せる尾瀬湿原がある。
 山間の平地や川に沿った平地には12市32町17村が開け、太平洋に面した浜通り、その西方に広がる阿武隈川の流れに沿った低地の中通り、山々によって区切られた会津地方のの三地域に分けられている。 
浜通り黒潮の流れる浜通りの海岸線は、弓状をなして宮城県へと続いている。阿武隈川が太平洋に入るところでは、海の侵食を受け、海食崖と呼ばれる崖になっているところと、新舞子や松川浦のように砂浜海岸が発達しているところがある。浜通りは早くから漁業が盛んであったが、1964年に常磐・郡山地区が新産業都市の指定を受け、1971年には東京電力の福島第一原子力発電所が建設されるなど工業地域に変貌しつつある。
中通り福島県中部を北流する阿武隈川は、那須連峰を背景に大きく広がる甲子高原の渓谷から流れ出ている。しだいに川幅を増しながら西の磐梯山、吾妻・安達太良連峰からなる中央山系と東の阿武隈山地との間を流れて、中通り一帯に住む人々に恩恵をもたらしてきた。阿武隈川の流域には上流から白河、須賀川、郡山、二本松、福島の各都市がある。これらの5市中通りは、気候的には会津の日本海式気候と浜通りの表日本式気候の中間型を示している。なかでも盆地に発達した福島市は盆地底が海抜40〜60mと低く、周囲を山地に囲まれて、夏は全国でも有数の猛暑に見まわれる。一方冬の寒さは厳しく、吾妻おろしの西風が絶えず寒気をもたらす。
会 津山形、新潟、群馬、栃木の各県と隣接する会津地方は、磐梯朝日国立公園、日光国立公園など、山と湖の自然景観に恵まれた県観光の中心となっている。標高1818mの磐梯山は、1888年の大爆発で山の大部分を破壊され、この時、大小300以上もの湖沼群ができた。美しいコニーデ式火山のすそ野をひく磐梯山の南には、桧原湖、小野川湖、秋元湖の水を集めて南流する長瀬川の注ぐ猪苗代湖がある。湖水に映る磐梯山の雄姿は福島県のシンボルにふさわしい。中心の会津若松市は、磐越西線で中通りと結ばれ、鶴ヶ城をはじめ史跡や文化財が多く、旧城下町の落ちついたたたずまいを見せている。